Shows / seigong
Episodes
seigong6065 Another Life
2026-10-29「別のくらし」 別のくらし 異なるもうひとつの可能性 目の前にぶら下がってきた 別のくらしに入り込みのめり込む そこではこの世界とはまるで違う 出来なかったことがやりたいように すべてが自分を中心に動いてゆく 都合よく早回しで進む 時間を止めることさえできてしまう…
seigong6064 Looking Away
2026-10-28「見ないように」 見ないようにする 避けるべきものや忘れてしまいたいこと ふとした時に目に入ってくる 見ないようにしたくても 見ないままではいられない どうしようもなく引き込まれそうになる たとえ目の前にあるとしても そこから離れることはできるはず それさえ禁じられるとしても…
seigong6063 Drawn In
2026-10-27「誘惑に駆られ」 誘惑に駆られ やるべきではないと理解している 良くない結果をすでに味わっている それでも抑えられずに手を伸ばしそうになる その間で揺れ動いているうちに 結局引き込まれてしまう そしてまた同じ道を辿ることになる 見渡してみても同じように 何も変われないまま…
seigong6062 Back In Place
2026-10-26「元通り」 元通りまた元通り 気がつかないうちに 見失っていたものが いつの間にか元の場所に戻っている 壊れてしまったはずのものが 何事もなかったかのように 本来の形を取り戻している 終わったように見えたものが どうにか持ちこたえてまだ続いている それは決して悪いことではない…
seigong6061 Colossal Drum
2026-10-25「巨大な太鼓」 巨大な太鼓 山の向こうに突然現れた あまりにも大きすぎて 自分の目を疑ってしまう その存在を理解できないまま やがて空気が波打って揺り動き始める 凄まじい地響きを伴って太鼓が鳴り始める これから始まるあり得ない未来の合図 巨大な太鼓を誰かが鳴らしている…

seigong6059 Key To Nowhere
2026-10-23「入れる鍵」 入れる鍵を持っている 正しいやり方で受け渡された たったひとつの鍵 長い間大切に暖めてきた 普通とは違う時間の尺度で ようやく陽の目を見ることができる 入れる鍵は入れるはずの鍵 空とつながっている扉の前で 入れるはずの鍵は入れない鍵…
seigong6058 Still Ongoing
2026-10-22「まだまだ続く」 まだまだ続く ようやく終わったらまた次が現れる まだまだ続く もう一度向き合い直して 再び答えを探る旅に出る 様々な壁を乗り越えて ようやく辿り着いてもまた次がやってくる そもそも終わっていないのかもしれない 始まってさえなかったのかもしれない…
seigong6057 Tracing Forbidden Patterns
2026-10-21「地面に描かれた模様」 地面に描かれた模様 決して踏みつけてはいけない 見つからない出口につながっている 距離が近過ぎて戸惑っている間に 辺りは暗く夜が深まっている 取り返しのつかない未来が垣間見える 聞こえないはずの声が聞こえてくるなら 二度と今日を繰り返さないように 自ら言い聞かせる…
seigong6056 Distant Calling
2026-10-20「遠くから聞こえてくる」 遠くから聞こえてくる音 それが何かよくわからない どこかで聞いたことがある 知らないはずはないと思う ぼんやりとした記憶を辿る それほど昔のことでもない 繰り返し名前を呼んでいることがわかる それがなぜなのか 少しずつ理解できた 変わり果てた自分のことを…
seigong6055 Claustrophobic Room
2026-10-19「窮屈な部屋」 窮屈な部屋から出られない 呼吸が浅くなるとともに さらに狭くなってゆく窮屈な部屋の中 残り時間も加速し続けるような 言われた通りに何でもするから 今すぐこの部屋から出して欲しい これまでのこととか明日のこととか 何も考えられない…
seigong6054 Keeping Threads
2026-10-18「途切れないために」 途切れないために 問いかけ続ける 引き出せるものがまだあるはず 一方的にならないように 様子を伺いながら つながったままでいられるために 眠ったままの記憶を拾い集めて 失いかけたものを取り戻す 他では得られない そこにしかないもの…
seigong6053 Suffocating Inside
2026-10-17「息が詰まる」 息が詰まる 君が中にいると息が詰まってしまう 本当にいるわけではないから 追い出そうとしても追い出せない その存在や言葉のひとつひとつが 心の奥底であまりにも距離が近すぎて 苦しくなってしまう ---------------------------------------- BPM…
seigong6052 Before It Starts
2026-10-16「始まってしまう前に」 始まってしまう前に ぎりぎりのところでも食い止める これ以上悪くならないように 正面から受け止めて食い止める 手がつけられなくならないように 始まってしまうとどうなるのかわかっている 忘れられるはずもない そこにはもう二度と戻りたくない…
seigong6051 Quietly Overrun
2026-10-15「無防備に晒す」 無防備に晒す 渦の真ん中にいて 入り口を塞いでみても 防ぎきれずに入り込まれている しばらくの間は 大人しいので気付かれることもない 寝ている間に少しずつ動き始める 平気なつもりでいても 見えないところで悲鳴をあげ始めている…
seigong6050 Frosted Glass
2026-10-14「すりがらす」 すりがらす あちらこちらにいつの間に現れる 身に覚えのないそれはいつもそんな感じ 知らない間に増えてゆく 不安にさせて惑わせる 過去の記憶と比較しながら すりがらすの向こう側に隠れているもの 何かが動いているそれが何かはわからない…
seigong6049 Not So Empty
2026-10-13「何もなくはない」 何もなくはない 何もないように思えたとしても たぶん見つけられていないだけ 少し時間をあけて体の向きも変えてみれば 見つけられるかもしれない いずれにしても何もなくはない 必ず何かがあって見つけられることを待っている…
seigong6048 How To Fill
2026-10-12「空白を埋める」 空白を埋める 空白を埋めないと 空いているだけで無性に不安になる そもそも空白があることに慣れていない どのように埋めればいいのか その手順や向き合い方とか 何ひとつとしてわかっていない それでも空白は残しておけない 言いようのない不安をなくすために…
seigong6047 Missing Essentials
2026-10-11「あるはずのもの」 あるはずのものがない 闇雲に探し続けて すぐ目の前のものに気づくことさえできない あいまいな場面をつなぎ合わせながら 同じところを繰り返し行ったり来たり 意識のない行動の後片付け 混ざり合って意図しない記憶の上書き…
seigong6046 Must Stop
2026-10-10「止めないと」 止めないといけないのに止められない ほとんど猶予のない中で 大声をあげても誰にも届いていない 止められそうにないとしても 手は離せずにどうにかしがみついている できることはそのくらい 結果を変えられるわけではない それでもとにかくしがみついている 止めないといけないのに止まらない…
seigong6045 Where Shadows Begin
2026-10-09「作られた場所」 作られた場所 ほんの偶然の重なりで 意図せずそこにたどり着いてしまう 訪れたことのなかった記憶の中での身近な場所 随分昔のことであっても 流れ込むように蘇ってくる 他愛のないあこがれに過ぎなくても 自分の中ではいつまでも色褪せることのない…
seigong6044 Giant
2026-10-08「巨大な人」 巨大な人が夜中に動き出す 誰もが寝静まる頃 ゆっくりと起き上がる 遥かな高みにも届くその姿が現れる 月夜に照らされた雲を押し除けながら進んでゆく 巨大な人はどこに向かうのか その行き着く先がどうしても知りたくて 寝ないで起きていた子供達が 必死で巨大な人を追いかけている…
seigong6043 Uncharted Realm
2026-10-07「まだ見ぬ世界」 まだ見ぬ世界 枠の外側の様子を 想像して描いてみる あらゆる選択肢と可能性 決まりごとなどはなく 何かに縛られる必要もない 自分で作りあげる どこまでも広がってゆく まだ見ぬ世界 ---------------------------------------- BPM = 136…
seigong6042 Where Clouds Drift
2026-10-06「雲が向かうほうへ」 雲が向かうほうへ 立ち止まることなく進んでゆく 追いつくことはできなくても 少しでも近づくことはできる 形を変えながら意外な速度で 見知らぬ空を渡ってゆく 見失うことがないように 全力で追いかけてゆく いつの間にか誰もいない 帰り道もわからない…
seigong6041 Drifting
2026-10-05「ふわふわと」 ふわふわと浮かんでいる 地面に足がつかないまま 風に煽られて行ったり来たり 動き続けられていても自分の力ではない どこに向かっているのかもわからない 見えない糸で結ばれているような 誰かが連れて行ってくるはずもなく いつまでもふわふわと浮かんだまま…
seigong6040 The One Who Was Here
2026-10-04「いたはずのひとが」 いたはずのひとが いつのまにかいなくなっている まだそのことに誰も気づいていない いなくなったのは ひとりだけではなくもうひとりいる 直面したくない事実を突きつけられる よりによって叶えるべき今日という日が 耐え難い記憶によって上書きされてしまう 前にも同じようなことがあった…
seigong6039 Have I Escaped
2026-10-03「抜け出せたのか」 抜け出せたのかどうか 今ひとつはっきりとしない 未だに無意識に手が伸びてしまう 曇り硝子に囲まれたままで 物事を正しく認識できるはずもない きちんと服を着れているのか 言葉を適切に発せられているのか 自分では判断ができそうにない…
seigong6038 What Was Lost
2026-10-02「無くしたもの」 無くしたものを探しに行く途中 足を踏み入れた記憶のない森の奥深く 様々な生き物が話しかけてくる 探し物はきっとこれではないですかと 身に覚えのないものを示しながら いずれも森の中にはそぐわないものばかりで 持ち帰らないわけにはいかなくなる…
seigong6037 World Around
2026-10-01「まわりの世界」 まわりの世界の大きさが変わる ようやく入り口に立って 洞窟の奥深さに望みを絶たれそうになりながら 言われたように足元を確かめながら 少しずつ手探りで進んでゆく 時折得体の知れない何かが落ちて来ても 惑わされないように…
seigong6036 Trapped At Dusk
2026-09-30「夕方から抜け出せない」 夕方から抜け出せない 夜になりそうでならない 空の色は滲んだままで ずいぶん長い時間待ち続けている 誰かが夜になるのを拒んでいるのかも知れない 時間が止まっているわけでもなく いつまでも夕方のまま…
seigong6035 Rain Without End
2026-09-29「やまない雨」 やまない雨 約束の時間が近づいているのに いつまで経ってもやみそうにない 今日もまた結局先延ばし いくつもの諦めきった表情は隠しきれない その背後で胸を撫で下ろしている影 いつまでもやまない雨をひとりだけ歓迎している 約束を果たさないまま…
seigong6034 Before It Begins
2026-09-28「始まってもないのに」 始まってもないのに終わらせられるはずがない 始まってもないのに騒ぎ立てて 決めつける必要などない 大袈裟に受け止めて動けなくならないように 終わりそうなことも終わらせずに 無意味に思えることにも意味を見つける 止めることなくひたすらに続けてゆく…
seigong6033 Already Gone
2026-09-27「気づいた時にはもう」 気づいた時にはもう 頭の中を完全に支配されていて 抜け出そうにもどうにもできない 何ひとつとしていい事はない 頭の中で嫌というほどわかっているはず 自分の力でやめることができない 出口の見えないまま葛藤している間にも 無意識のうちに手が伸びている…
seigong6032-It-Happens
2026-09-26「そういうこともある」 そういうこともある 否定することなく受け入れてみる 割り切ってそのまま受け止める 伝えたはずの必要なものは得られない 望んだものとは違う結果になる 思ったようにはならない状態 引き摺ることなく次へ進むために そういうこともある 期待することなくありのままを淡々と…
seigong6031 Looking Up Grounded
2026-09-25「高いところから」 高いところから見下ろすよりは 低い地面の上に寝そべって どこまでも広がる空を見上げる 背伸びする必要もなく 身の丈にも合っているはず 余計な後ろめたさに苛まれることもなく やるべきことに集中して 残り時間ともうまくやっていける 焦りもなく諦めの心地よさに 身を委ねていられる…
seigong6030 Overwritten
2026-09-24「上書き」 上書きされる前の記憶が いつまでも消えずに残っている 不完全な上書きのせいで いつまでも苦しむことになる 都合よく書き換えられずに 混ざり合ってどちらでもない 事実とは違う記憶が作られてしまう ぼんやりと重なって滲んでいる…
seigong6029 Traces Of Nothing
2026-09-23「何でもないこと」 何でもないことになってゆく かつてあれほど特別だったこと 追い込まれ逃げ場のなかった不安 かけがえのない大切な記憶 頭の中から離れなかったことも やがてすべて何でもないことになってゆく 何でもない日常の中に溶け込んでゆく それはいいことでもあり よくないことでもあるかもしれない…
seigong6028 Closing Distance
2026-09-22「距離を詰める」 距離を詰める 決して悟られないように 慌てることなく少しずつ慎重に それでも残り時間は限られているから 世界が寝静まっている間も 休むことなく動き続ける やがてぼんやりと後ろ姿が見えてくる いつか気づかれてしまっても その瞬間に手が届くならいい…
seigong6027 Unseen Movement
2026-09-21「ひとりでに扉が」 ひとりでに扉が開く 誰もいないのに自動で反応する 見えていないのは自分だけなのかも知れない そんなはずはない一方で そうとも言い切れない 思い当たる節がいくつかある ひとりで不安に煽られて 見ないふり見えないふりを続けてきた…
seigong6026 Neither
2026-09-20「どちらでもない」 どちらでもない どちらかにする必要がある 決めることを求められる 戸惑い答えあぐねていると 考えるまでもない そのままでいるのは許されない あり得ない人としておかしことだと言われる 逃げ場なくそこまで問い詰められても 答えを変えることはできない…
seigong6025 Playing Strangers
2026-09-19「知らない人のふり」 知らない人のふりをする 決して破られてはいけない約束 見たくもないものを目にしたり 周りに同調せざるを得ないことがあっても 他人の距離感を保ち続けて 必要以上に踏み込んではいけない 普段通りではなく言葉を選びながら 知らない人のふりを続ける…
seigong6024 Still Outside
MarcoPoloDrums-Kings, EGuitar, EBass, Absynth-FunkyTimes, Voices, GlassStrings-, SunsetStrings-, Valves,
seigong6023 Hemmed In Silence
2026-09-17「周りを取り囲まれ」 周りを取り囲まれ 問い詰められる 黙ったままでは許されないような 張り詰めた空気にさらされる 簡単な話ではないし 様々な顔が浮かんでくるから 適当な事は言えず沈黙してしまう 果たすべき役割があるはずと詰められ 不誠実の烙印を押される…
seigong6022 Resonance Tremor
2026-09-16「振動する音」 振動する音 どこからか聞こえてくる 上下左右判断がつかないまま 遠ざかることなくむしろ近づいてくる 気になってしかたない 周りに尋ねてみると 誰も気づいていないらしい 気のせいであるはずがない 振動する音はより大きくなって近づいてくる…
seigong6021 Less Than Expected
2026-09-15「思ったほどではない」 思ったほどではない 薄々感じていたことでも そんなはずではないと 自分を騙しながらやり過ごして やがて突きつけられてしまうと 足元の揺らぎが大きくなって 突然崩れ落ちてしまう そうなる前にそうならないように 周りを見渡してどこにいるのかを確かめる…
seigong6020 Sleepless Hours
2026-09-14「眠る時間」 眠る時間どれだけあっても 満たされることのない 眠る時間になると現れる 見えないものに邪魔される 落ちるところを遮られる その度に繰り返しの疲れと 残り時間がちらついて 余計に難しくなる ---------------------------------------- BPM =…
seigong6019 Beyond Reach
2026-09-13「届かないところにある」 届かないところにある触れられないもの 繰り返し浮かんでは消えずに残り続ける 忘れられるならこんな日は来ない 遠い昔の記憶に足を取られたままで 止まったままの針は動かない ---------------------------------------- BPM = 90…
seigong6018 Festival Under Rain
2026-09-12「雨の祭り」 雨の祭り せっかく準備したものが 無駄になってしまうかどうか あてにならない予報にふりまわされながら 微妙な色の空を見上げる 雨を降らせてくれるありがたい神様に 今日だけはこの場所だけはと無理なお願い 必要な手順を踏んで 雨によって祭りが台無しにならないように…
seigong6017 Parallel Conversation
2026-09-11「噛み合わない会話」 噛み合わない会話を いつまでも続けよう それぞれ言いたいことだけを 何も考えずに矢継ぎ早に 浮かんだことをそのまま言葉にする あまりにも真っ直ぐで曲がることのない 通り過ぎるのを待つようなこともなく ひたすら噛み合わない会話が続いてゆく…
seigong6016 Trapped In Yesterday
2026-09-10「記憶の中から出られない」 記憶の中から出られない ずっとそこに留まり続ける 外に出ることを禁止されているわけではなく 自らの意思で留まり続けている 今に意識が向くこともなく これからの事も考えられない 画面の向こうから手が差し伸べられる 聞いてもいないことばかり矢継ぎ早に…
seigong6015 Restless Broken Vessel
2026-09-09「どうかしている身体」 どうかしている身体が 言うことを聞いてくれない まともではない状態 終わりの気配が得られないと 焦りとなって現れてしまう 安らかに沈みたいのに 苛立ちが募るばかり 抑えながら繰り返し試みても その都度結局中断されてしまう 空が明るくなる頃になっても…
seigong6014 Need To Escape
2026-09-08「逃げないと」 逃げないと 早く逃げないと追いつかれてしまう 一度でも追いつかれてしまうと 存在が薄められやがて忘れ去られてしまう そうならないためにも今すぐ逃げないと こちらからも向こうからもやってくる 早く逃げないと捕まってしまう 捕まってしまうと なりなくない人になってしまう…
seigong6013 Not Turned Away
2026-09-07「拒まれてはいない」 拒まれてはいないのに むしろ歓迎されそうな雰囲気の中にあって 自ら扉をこじ開けることができない 繰り返し試みてもどうしてもうまくいかない 入り込むことさえできれば 得がたい高揚感とともに あいまいな存在意義もきっと肯定される 目の前ですべて約束されていても…
seigong6012 Why Crimson Skies
2026-09-06「空が赤いのは」 空が赤いのは 誰かが切れ目を入れて そこに炎を流し込んだから 夜に向かうにつれ少しずつ薄まって やがて赤い光の色は失われ 代わりに地上の灯りを反射するのだろう でもまだ空は赤い状態のまま 今一番空に近いところにいる僕たちを 夕焼け色に染め上げてくれる…
seigong6011 Distance To Keep
2026-09-05「必要な距離」 必要な距離 離れ過ぎても近過ぎてもいけない いま目の前で終わろうとしている関係を つなぎ止めておけるような術もなく 時間の距離を空けながら 新たな偶然の奇跡を待ち続けるしかなくなる 近づきたいからこその必要な距離…
seigong6010 Rooftop Discovery
2026-09-04「屋上で見つけたもの」 屋上で見つけたもの 見たことのないような複雑怪奇な機械 意味のわからないつまみだらけの 様々な小さな装置がつながり合って この世のものとは思えない存在感を放っている よく見ると屋根から少し浮かび上がっていて 不思議な音階の旋律を奏でながら ゆっくりと回転し続けている…
seigong6009 Here Yet Gone
2026-09-03「ここにいるいない」 ここにいるいない 少なくとも昨日まではいたはず さがしても見つからない それは誰かのことではなく 自分自身のこと ここにいたはずいなかったはず 少なくとも朝日が昇るまでは 自分はどこにも存在していない…
seigong6008 Weathered Glass
2026-09-02「傷み硝子」 傷み硝子越しに見る世界に すっかり慣れきってしまって 曇りのない視界への憧れも いつの間にか無くなっていた そのままにしておくと悪くなるばかりで ものの形が違って見えてしまったり そのものとは違う色や明るさに慣れて 正しい状態がわからなくなる 同じように見えなくなった結果…
seigong6007 Same View Across Time
2026-09-01「同じ景色を見ていた」 同じ景色を見ていた それぞれ同じ場所で異なる時に 海の見える道の切れ目から 日が昇り始め空を焦がしてゆく様子を 捨て去った記憶の塊の中から 鮮やかに甦ってくる 同じ景色を見ていたというつながりが あの頃に連れ戻し忘れものに気付かされる…
seigong6006 Within Everyday Life
2026-08-31「日常の輪の中」 日常の輪の中にある身近な非日常 隣の入り口を開けた途端 遠い記憶の世界に連れて行かれる そこでは時間の辻褄の合わない 様々な思い出の人たちが 普通に存在していて互いに言葉を交わしている 窓の外の壁に反射して映る物語が 何かを伝えようとしていても その内容に誰一人気づいていない…