
【講演】帝王切開、その麻酔で大丈夫?
帝王切開は健康で若い女性の麻酔。併存疾患も少ないし、とりあえずレジデントがマニュアルどおりにやっていればいい。たまに全身麻酔はあるけれど、McGRATH があれば、気道トラブルもないから大丈夫。
そう、思っていませんか?
あなたが麻酔の専門家でなければ、それで問題ありません。この考え方でも、95%の症例でトラブルは起きません。ただ、ぼくらは麻酔を生業とする麻酔科医。だからこそ、5%の有意水準で満足してはいけない。
今回の講演では、①日常的に使う脊髄くも膜下麻酔と、②緊急時の切り札となる全身麻酔、③両方に共通する分娩後の麻酔管理についてお話しします。なぜ、脊髄くも膜下麻酔後低血圧予防に、フェニレフリンではなくノルアドレナリンを使うと胎児に良いのか?なぜ、全身麻酔ではしっかり麻酔薬を使って導入することが、妊婦さんにとって大切なのか?なぜ、子宮収縮薬を産科医の指示に従って投与するだけだと、出血量が増えてしまうのか?などなど、エビデンスと実践を交えて解説します。
1時間という限られた時間ですが、明日からの臨床現場で使える、実用的なヒントをお伝えします。「どうしてそうするの?」「具体的にどうすればいいの?」という素朴な疑問に、論文やガイドラインを紐解きながら、ワンランク上の産科麻酔に必要なエビデンスを一緒に考えていきましょう。…
The skinny
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