
令和8年度薬価調査の概要|令和9年度薬価改定に向けた3つのポイント
令和8年度薬価調査は、令和9年度の薬価改定を実施するための調査です。薬価調査とは、医薬品が実際にいくらで取引されているか(市場実勢価格)を把握する国の統計調査です。この調査結果をもとに、国が定める医薬品の公定価格(薬価)が改定されます。
中間年の薬価調査は、平成28年の「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」で決まりました。この基本方針は、2年に1回の薬価調査に加え、その間の年にも大手事業者等を対象に調査を行うと定めました。その目的は、市場実勢価格を適時に薬価へ反映し、国民負担を抑えることです。基本方針では、価格乖離(薬価と市場実勢価格の差)が大きい品目について薬価改定を行うとしています。
令和9年度の薬価改定は、すでに実施が決まっています。令和7年12月24日の「大臣折衝事項」は、令和9年度の薬価改定を着実に実施するとしました。この方針は、令和7年12月26日に中医協が了解した「令和8年度薬価制度改革の骨子」にも盛り込まれています。
調査は令和2・4・6年度と同じ方法で実施する
令和8年度薬価調査の方法は、過去3回の中間年の調査と同じです。中医協の論点として、令和2年度、令和4年度、令和6年度と同様の方法で実施することが示されました。調査の概要(案)は、次のとおりです。
* 対象品目:薬価収載されている全ての医薬品
* 調査期間:令和8年度中の1か月間の取引分
*…
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