
【ミニレクチャー#4】古くて新しいリドカイン静注
Foo I, Macfarlane AJR, Srivastava D, et al. The use of intravenous lidocaine for postoperative pain and recovery: international consensus statement on efficacy and safety. Anaesthesia.2021;76:238–250.
🧠 背景
リドカイン静注は術後疼痛管理に広く使用されているが、その効果と安全性に関する国際的なコンセンサスはこれまで存在しなかった。本研究は、術後回復と疼痛管理におけるリドカイン静注の有効性と安全性について初めての国際コンセンサスを提示することを目的としている。
🔬 方法
英国の麻酔学会の安全委員会による死亡事例報告を契機に、多職種専門家が集まり、過去のシステマティックレビューやメタアナリシス(計68件のRCT)を分析。リドカイン静注の効果、リスク、およびライセンス外使用について検討した。
📊 結果
・術後0–4時間における疼痛スコアはわずかに改善(SMD: -0.50)
・術後24時間以降では有意な疼痛軽減効果なし
・オピオイド使用量は平均4.5mg減少(モルヒネ換算)
・腸閉塞発生率(RR: 0.37)と悪心発生率(RR: 0.78)はいずれも有意に低下…
The skinny
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