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最適使用推進ガイドライン5品目を解説|胃癌・OSAS・MASHの新要件

令和8年6月24日の中央社会保険医療協議会(中医協)総会(第651回)で、5品目の最適使用推進ガイドラインの作成・改訂が報告されました。最適使用推進ガイドラインとは、革新的な医薬品等を「恩恵を強く受ける患者」に「副作用へ対応できる施設」で使うための要件を、厚生労働省が定めたものです。このガイドラインは保険適用上の留意事項通知と連動しており、要件を満たさない投与は保険請求で認められない可能性があります。本メルマガでは、報告された5品目について、対象患者・施設要件・診療報酬明細書(レセプト)の記載事項を領域別に解説します。

今回の報告の要点は、代謝・がん・血液の3領域で、新たな適応に投与できる患者と施設が明確に限定されたことです。代謝領域では、ゼップバウンドが閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)に、ウゴービが代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)に使えるようになり、専門医・常勤管理栄養士の体制と定期的な効果判定が要件となりました。がん領域では、テビムブラとイミフィンジが胃癌に使えるようになり、がん診療連携拠点病院等での使用と、PD-L1発現や臨床病期による患者の見極めが求められます。血液領域では、CAR-T細胞療法のブレヤンジの対象に辺縁帯リンパ腫が加わり、ガイドラインのみが改訂されました。

【代謝】ゼップバウンド皮下注(チルゼパチド)

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