Shows / 絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~

絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~
「ライチョウ調査って、実際どんなことをしているの?」「絶滅危惧種を守るために、私たちに何ができるんだろう?」 そんな疑問に、保護活動の最前線から届くリアルな声と、科学的な視点でお応えするのが「絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~」です。 難しい話は少し脇に置いて、まずは知ることから。自然環境の現状を理解し、自然環境保護のこれからを一緒に考えてみませんか? ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】・【講演依頼など】はエピソード概要欄から
Episodes
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[10-6]進化の果ては絶滅⁉性淘汰がもたらす光と影[自然淘汰と性淘汰編]#73
メスを巡る競争で大きくなった角が、かえって生存の負担になる。絶滅したオオツノジカには、そんな性淘汰の行き過ぎが関係していたという説があります。しかし、性淘汰には種の存続を助ける働きもあるかもしれません。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[10-5]モテるために進化が暴走!?セクシーサン仮説と感覚便乗モデル[自然淘汰と性淘汰編]#72
「派手だからモテる」が繰り返されると、進化はどこまで進むのか?鮮やかな体色を持つグッピー、独特な鳴き声のカエル、長い尾を持つ魚。動物たちの世界では、メスに選ばれるためのさまざまな特徴が進化してきました。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[10-4]モテるオスは病気に強い?派手な見た目に隠された進化の仕組み[自然淘汰と性淘汰編]#71
大きな魚をプレゼントする鳥、鮮やかな赤色でアピールする魚、長い尾羽を持つツバメ。動物たちの世界では、メスに選ばれるためのさまざまな特徴が進化してきました。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[10-3]争う個体はオスばかり? ダーウィンが残した疑問を性淘汰から考える[自然淘汰と性淘汰編]#70
「配偶相手を得るために争うのは多くの場合オス」と考えたダーウィン。しかし、なぜオスが争い、メスはそうならないのかという疑問は残りました。今回はベイトマンの実験とトリバースの考えを手がかりに、繁殖にかかる時間やエネルギーの違いから、その仕組みを整理します。 さらに、競争がオスの大きな体や角へとつながる理由にも迫ります。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[10-2]自然淘汰の3要素とダーウィンをも悩ませた進化の謎[自然淘汰と性淘汰編]#69
今回は、自然淘汰による進化が起こるための3つの要素、「変異・淘汰・遺伝」について解説します。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[10-1]進化は1年でも起こる?ダーウィンフィンチから学ぶ進化のしくみ[自然淘汰と性淘汰編]#68
第10シーズンのテーマは「自然淘汰」。 進化と聞くと、何万年、何十万年という長い時間をかけて起こるものをイメージするかもしれません。ですが、自然界ではわずか数年、場合によっては1年ほどでも進化が観察されています。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[9-4]美しいオスは健康の証?ウイルスと性選択の意外な関係[ウイルス編]#67
ウイルス編最終回は、少し視点を広げて「性選択」のお話です。クジャクやライチョウ、コクホウジャクを例に、なぜオスは派手な姿へと進化してきたのかを解説。 ウイルスや寄生虫への抵抗性と見た目の関係を説明する「パラサイト仮説」を中心に、生き物の美しさと進化の背景をひも解きます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[9-3]鳥インフルエンザはどこから来た?最新知見と免疫のメカニズム[ウイルス編]#66
高病原性鳥インフルエンザは、どのように生まれ、世界へと広がっていったのでしょうか。今回は近年の研究をもとに、低病原性の鳥インフルエンザウイルスが鶏などの家禽の集団で高病原性化し、水鳥や渡り鳥を介して自然界へ広がっていくしくみを紹介します。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[9-2]結局鳥インフルエンザとはなんなのか?変異を続けるウイルスと野生動物への影響[ウイルス編]#65
ニュースで耳にする「高病原性鳥インフルエンザ」。 そもそもどんなウイルスで、なぜ次々と変異していくのでしょうか?…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[9-1]そもそもウイルスって何者?感染の「鍵と鍵穴」と免疫の攻防[ウイルス編]#64
第9シーズンのテーマは「ウイルス」。 新型コロナやインフルエンザなど、私たちの生活にも大きな影響を与えてきたウイルスですが、その正体を詳しく知る機会は意外と多くありません。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-4-4]トキの学名『ニッポニア・ニッポン』の由来とは?お便り紹介「ウーパールーパー飼育は保全につながるのか?」[番外編]#63
シーズン7・8で話し足りなかったトピックと、リスナーさんからのお便りに答える番外編第4弾。 前半はトキの学名『Nipponia nippon(ニッポニア・ニッポン)』の命名史と一属一種の珍しさ、ミトコンドリアDNAの比較からわかる日本産と中国産の遺伝的差異について解説します。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-4-3]ペストの猛威で全滅の危機!?クロアシイタチ再導入は本当に成功しているのか?[番外編]#62
「順調に進んでいる」と思われていたクロアシイタチの再導入計画。しかし、その背景には外来感染症ペストの猛威や遺伝的多様性の低さが潜んでいます。 生態系の要であるプレーリードッグを救うために講じられた「経口ワクチン散布」や「生息協定」、そして私有地からの移送作戦とは?人間と野生動物の真の共生に必要な視点を問いかけます。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-4-2]危険を冒してなぜ鳴く?プレーリードッグの警戒声に隠された「血縁淘汰」[番外編]#61
今回はプレーリードッグの生態に迫ります。 警戒声を出すと自分が捕食者に狙われるのに、なぜその行動が進化したのか。1977年のポール・シャーマンの研究とハミルトンの「血縁淘汰」理論から読み解きます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-4-1]第7・8シーズン総復習!アメリカと日本の自然保護の歴史を年表で振り返る[番外編]#60
第7シーズン「アメリカ自然保護の歴史編」、第8シーズン「日本の自然保護の歴史編」を振り返る番外編。 675年の肉食禁止令から2020年の野生動物管理教育プログラムまで、日米の年表を並べて比較します。 次回はプレーリードッグの生態のお話も。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[8-6]罠3万個、カメラ300台。奄美マングース根絶までの30年[日本の自然保護の歴史編]#59
2005年制定の外来生物法、2014年改正の鳥獣保護管理法。 シーズン8最終回はこの2つの法律と、その背景にある人間の影響を解説します。 マングース・ブラックバスの教訓、海外で猛威を振るうクズやイタドリ、そして奄美大島で30年かけて根絶されたフイリマングースの物語まで、生態系と人間の関わりを振り返ります。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[8-5]絶滅から復活へ。トキとコウノトリの野生復帰を支えた「市民の力と持続可能な仕組みづくり」[日本の自然保護の歴史編]#58
今回は、絶滅した「トキ」と「コウノトリ」がどのように野生復帰を遂げたのかをお話しします。1993年制定の「種の保存法」を背景に、トキは2008年、コウノトリは2005年に放鳥を実現。コウノトリは2022年に野外個体数300羽を超えました。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[8-4]トキとコウノトリの絶滅史。かつての害鳥が国や県を挙げた野生復帰に至るまで[日本の自然保護の歴史編]#57
今回は「トキ」と「コウノトリ」をテーマに、日本における絶滅の歴史と現在の野生復帰事業の裏側をお話しします。 江戸時代には普通に見られた鳥たちが、明治以降の近代化や乱獲、戦後の環境変化でなぜ姿を消してしまったのか。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[8-3]神様から害獣へ…時代に翻弄されたニホンオオカミの末路[日本の自然保護の歴史編]#56
江戸時代までは「神の使い」として崇められていたオオカミが、明治維新を境に「害獣」へと一変。今回の配信では、明治の近代化による、西洋思想の流入や貨幣経済の発展とともに日本から姿を消していったエゾオオカミ、ニホンオオカミ、そしてニホンカワウソの絶滅の歴史を紐解きます。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[8-2]天下の悪法「生類憐れみの令」。最新研究によるその本当の狙いとは?[日本の自然保護の歴史編]#55
シーズン8の2回目となる今回は、江戸時代の野生動物をめぐる法律と、その現代的解釈についてお話ししています。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[8-1]日本人は本当に自然や生き物を大事にしていた?肉食禁止令から読み解く自然観[日本の自然保護の歴史編]#54
今回から第8シーズン「日本の自然保護の歴史編」がスタートします。 「日本人は昔から自然と調和して生きてきた」と言われがちですが、歴史を遡ると少し違った実態が見えてきます。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[7-7]金がなければ保護はできぬ!自然保護関連費の日米差[アメリカ自然保護の歴史編]#53
「明日の自然保護より、今日のご飯」自然環境を守りたくても、先立つものがなければ何も動かない…。シーズン7の最終回となる今回は、日米の野生動物保護を支える「資金」と「人材育成」の圧倒的な格差について語ります。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[7-6]野生動物を守ったのはハンターだった?やらかしから生まれたアメリカの保護システム[アメリカ自然保護の歴史編]#52
かつて野生動物を獲り尽くし「やらかしてしまった」アメリカですが、その保護の仕組みを作る発端となったのは、皮肉にも狩猟を楽しむスポーツハンターたちでした。 彼らはなぜ保護のアクションを起こしたのか?過去の失敗からパラダイムシフトを起こした、アメリカの保護管理の成り立ちについてお話しします。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[7-5]頂点捕食者が消えるとどうなる?オオカミ再導入とクロアシイタチ復活の裏側[アメリカ自然保護の歴史編]#51
生態系の頂点に立つ生き物がいなくなると、自然環境にはどのような影響が出るのでしょうか? 今回はイエローストーン国立公園へのオオカミ再導入を例に、生態系の構造を維持する「キーストーン種」の役割について考えていきます。オオカミが戻ったことで川辺の環境が再生したメカニズムは必聴です。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[7-4]絶滅の淵からの脱却!ハクトウワシとカリフォルニアコンドルの奇跡の復活劇[アメリカ自然保護の歴史編]#50
今回は、アメリカの「絶滅危惧法」がもたらした具体的な成功事例をご紹介します。 かつてDDTや鉛中毒などの影響で絶滅の危機に瀕した「ハクトウワシ」と「カリフォルニアコンドル」。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[7-3]1億ドルのダムより3インチの小魚!環境法の黄金の10年と絶滅危惧種法[アメリカ自然保護の歴史編]#49
第7シーズン「アメリカ自然環境保護の歴史」第3回。 たった3インチの小魚のために、1億ドルを投じた巨大ダムの建設が中止に!? 今回は、人間中心主義の常識を覆し、生態系全体の健康を守るために立ち上がった人々の軌跡を辿ります。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[7-2]なぜ彼らは乱獲されたのか?アメリカの思想と自然保護の始まり[アメリカ自然保護の歴史編]#48
第7シーズン「アメリカ自然環境保護の歴史」第2回。 なぜアメリカバイソンやリョコウバトは絶滅の淵に追い込まれたのか?その背景には、「マニフェスト・デスティニー」や人間中心主義など、当時のアメリカ社会に根付いていた特有の思想がありました。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[7-1]50億羽が0羽に…リョコウバトとアメリカバイソンを襲った人類の叡智[アメリカ自然保護の歴史編]#47
第7シーズン「アメリカ自然環境保護の歴史」がスタート! かつて北米大陸に50億羽もいたリョコウバトの絶滅と6000万頭もいたアメリカバイソン。どちらもわずか100年で大幅に数を減らし、リョコウバトに関しては絶滅に至りました。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-3後編]クマ対策の希望の光!ベアドッグと描くクマとの共生の未来[番外編]#46
「ベアドッグ」という存在を知っていますか?クマを殺すのではなく、吠えて追い払うことで「人とクマの境界線」を守るプロフェッショナルな職業犬です。今回はリスナーさんのリクエストを受け、ベアドッグの驚くべき能力や、軽井沢での成功事例を深掘りします。キャンプや登山など、アウトドアを楽しむすべての人に知ってほしい、これからの野生…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-3前編]アメリカ武者修行とクマ編と松山ケンイチ[番外編]#45
「分からないことを分かっていないと、分からないことは分かりません」。長野さんの心に深く刺さったドラマの中のこの一言。間違いを認められない大人や行政の姿勢、そして「手段の目的化」が招く悲劇。自然保護の現場に必要な「素直さ」と「精密さ」について、二つのシーズンの記憶を辿りながら再考します。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[6-6]クマ撃退スプレーは必須の保険。フィールドに出る人へ贈るクマ対策[クマ編]#44
クマとの予期せぬ遭遇に備え、私たちは何ができるのでしょうか。第6シーズン最終回となる今回は、野生動物を身近に引き寄せないための工夫についてお話しします。 山歩きの必須アイテムとなりつつあるクマ撃退スプレーの携行や、いざという時の防御姿勢など、フィールドを安全に楽しむための具体的なノウハウをお届けします。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[6-5]プロ不在の日本と年収1100万円の米公務員。クマ対策の日米比較[クマ編]#43
クアメリカには平均年収1100万円を稼ぐ「野生動物管理のプロ」が公務員として存在します。一方の日本は、個人の善意ややりがいに依存したボランティア頼みという現状があります。 ボランティア頼みから抜け出せない日本のクマ対策のリアルと、その構造的な課題に迫ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[6-4]クマの増加とハンター減少。限界を迎えた日本のクマ対策。[クマ編]#42
クマの人身被害を防ぐための「予防原則」に基づく個体数管理の重要性と、それに伴う日本の構造的な課題についてお話しします。 野生動物が増加する一方で、実働部隊であるハンターは減少の一途を辿っています。専門的な管理システムが存在しない日本のクマ対策の限界の現状に迫ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[6-3]なぜ人を恐れなくなったのか?大量出没の裏に潜む負のスパイラル[クマ編]#41
2025年、全国で約1万頭ものクマが捕獲され、人身被害も過去最多となりました。これまで大量出没の理由は「ドングリの凶作」と言われてきましたが、データを見るとそれだけでは説明がつきません。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[6-2]秋の栄養状態がカギ!クマの不思議な繁殖スタイル「着床遅延」[クマ編]#40
今回は、クマの大量出没の謎を解く重要なキーワード「着床遅延」についてのお話です。 夏に交尾をしたのに、秋の栄養状態によって妊娠するかどうかが決まる?母グマの体内で起こる、驚くべき生存戦略の仕組みとは。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[6-1]2025年の顔「クマ」。大量出没の謎に迫る![クマ編]#39
今回から新シーズン「クマ編」がスタート。2025年、日本全国で大量出没し、連日ニュースを騒がせたクマ。 しかし、なぜ彼らはこれほど人里に現れたのか?そして、世界的には「絶滅危惧種」とされる彼らが、なぜ日本では駆除対象となるのか? 実体験や科学的なデータを交え、知られざるクマの実態に迫るシリーズの幕開けです。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[5-3]「俺に感謝するな」恩師がくれた最高の言葉と、国境を越える科学の絆[長野アメリカ武者修行編]#38
今回はアメリカ滞在記の総決算。ランス先生による集中講義のスケジュールから、現地の学生に向けた長野さんの英語セミナー挑戦まで、怒涛の日々を振り返ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】 番組の感想や要望は以下のおたよりフォーム、またはXで”#絶滅危惧ラジオ”までお願いします!…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[5-2]統計学は野生動物研究の必須科目!モンタナで学んだ日米大学教育の違い[長野アメリカ武者修行編]#37
研究者ランスさんの元に滞在し、統計モデリングの集中レクチャーを受けることになった長野。 そこで見えてきたのは、研究におけるデータ解析の重要性と、それを支える大学教育のあり方でした。 日本の大学院とアメリカの大学院、学生の意識はどう違うのか? なぜ研究者は一生勉強が必要なのか?…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[5-1]長野アメリカ武者修行編始動!渡米を決めたランス氏との出会い[長野アメリカ武者修行編]#36
第5シーズン「長野アメリカ武者修行編」がスタート!今回は長野さんがアメリカへ渡るきっかけとなった、海外の研究者たちとの出会いについてのエピソードです。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-2]ノジコ編と火打山ライチョウ編を振り返る!まだまだ止まらない長野と最大の謎[番外編]#35
今回は「ノジコ編」と「火打山ライチョウ編」を振り返ります。 日本で繁殖するノジコの「最大の謎」。その解決の糸口となるDNA解析の可能性や、火打山ライチョウの個体数調査における「見逃し」の真実について、放送後の補足を交えて熱く語ります。 後半ではリスナーの皆様からのお便りも紹介。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-10]「見守るだけでは守れない」けど「何をやってもいいわけじゃない」[火打山のライチョウ編]#34
第4シーズン「火打山のライチョウ編」完結回。 環境省が掲げる「見守るだけでは守れない」というスローガン。 確かにその通りですが、だからといって「検査もせずに手術をする」ような保護活動でよいのでしょうか? 絶滅危惧ラジオが提唱する対案は「知ることから始めよう」。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-9] 「巨人の肩」空いてますよ?2012年国際ライチョウシンポジウムの失われた記録[火打山のライチョウ編]#33
「巨人の肩の上に立つ」。科学の世界では基本中の基本ですが、現在のライチョウ保全の現場では、その「肩」がガラ空きのようです。今回は、なぜか先行研究やガイドラインが軽視される現状と、2012年に松本で開催された「国際ライチョウシンポジウム」での“ある事件”について語ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-8] 見直されない事業の総決算!根拠なき保護と目的化するイネ科除去[火打山のライチョウ編]#32
火打山保護事業の総決算。DNA解析で判明した「食性の誤解」や、情報公開請求で露呈したずさんな調査実態など、火打山での保護事業内容を振り返ります。 手段が目的化した「イネ科除去」の矛盾と、行政の説明責任を鋭く問う回です。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-7]その保護活動の根拠は何?米国の事例に学ぶエビデンス・ベースド・コンサベーション [火打山のライチョウ編]#31
「2015年の「火打山ライチョウ絶滅説」を検証し、科学的根拠の重要性を深掘りします。 直感ではなくデータに基づく「エビデンス・ベースト・コンサベーション」について、米国の事例を交えて語ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-6] イネ科除去の前提崩壊!DNAメタバーコーディング法が示した事実 [火打山のライチョウ編]#30
「コケモモ・ガンコウラン主食説」に基づく環境省のイネ科除去事業。その根拠が、DNAメタバーコーディング法による糞解析で否定されました。 根拠なき活動の是非を問い、火打山ライチョウのしたたかな食性を明らかにします。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-5] その場しのぎの調査手法?縄張りカウント調査の問題点 [火打山のライチョウ編]#29
環境省が採用している「縄張りカウント」は、実はライチョウの生態には適していません。 境界判定が「心の目」頼みになってしまう客観性の欠如や、数字の信憑性を評価できない統計的な危うさなど、現在の調査が抱える大きな課題についてお話しします。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-4] 環境省の「減少」判断はミスリード!? 17年間ものデータが示す個体数トレンドの真実 [火打山のライチョウ編]#28
今回のテーマは「個体数のトレンドと周期性」です。 自然界には「増えたり減ったりする波」が必ずあります。 その波の一部だけを切り取って判断することの危うさと、17年間見続けてわかった火打山の本当の姿をお話しします。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-3] 火打山ライチョウ激減は本当か?調査努力量と発見率が示すもの [火打山のライチョウ編]#27
火打山のライチョウは本当に激減しているのでしょうか? 環境省の「減少著しい」という見解に対し、長野さんがデータで疑問を呈します。 環境省の調査努力量はあまりに不足しているのではないか? 自身の調査データから低い発見率を示し、公式発表は「見逃し」による過小評価である可能性を指摘します。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-2] 孤軍奮闘! 「個体数より草刈り」の会議で何が起きたのか [火打山のライチョウ編]#26
火打山のライチョウ対策会議で、追加調査をもとに「個体数は減っていない」と報告した長野。しかし、「発見率」をめぐる議論で孤立し、なぜか重要な個体数の議論よりも「草刈り」の話が優先されてしまいます。 現在の保護増殖事業の発端となった、重要な会議で何が起きたのかを語ります。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[4-1]火打山ライチョウ「10年絶滅説」!調査結果の違いから見えるものとは?[火打山のライチョウ編]#25
今回からは、火打山のライチョウシリーズが始まります。 火打山のライチョウは減っていると言われていますが、長野さんの調査では減っていないと結果が出ています。 この結果の違いはなぜなのか?そしてここから得られた気づきは何だったのか? ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[3-5]ノジコの渡りルートを追え!0.4gの超小型ジオロケーターとは!?[ノジコ編]#24
今回は、「ジオロケーター」を使ったノジコ調査について詳しく解説します。 ノジコのような小さな鳥には、動物倫理の観点から重いGPSは搭載できません。そこで使われるのが、わずか0.4gのジオロケーター。ノジコの渡りルートを知る為にも必要な調査となっています。 ▼ノジコの鳴き声は以下から確認できます▼…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[3-4]夏鳥なのに積雪がカギ?少し不思議なノジコの生態と環境選好性[ノジコ編]#23
今回はノジコの見た目や好む環境など、基本的な生態についてご紹介。しかしまだまだ分かっていないことが多いのが現状。これからのさらなる調査が期待されます。 リスナーの中でノジコに興味がある人は是非お声掛けください。アオジと見間違えないようにしながら、実際の調査に参加してみませんか?…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[3-3]渡った先に餌はない!?渡り鳥に訪れる危機「フェノロジカル・ミスマッチ」[ノジコ編]#22
渡り鳥がどのようにして、正確に毎年同じようなルートで渡りを行うのか?何を頼りに渡りを行っているのかを解説し、渡り鳥に訪れている危機、「フェノロジカル・ミスマッチ」について紹介しています。 ◆毎週木曜日20時配信予定◆ 【おたよりフォーム】…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[3-2]激減か?分布拡大か?ノジコを巡る相反するデータ[ノジコ編]#21
現場調査では、秋に渡ってくるノジコの数が1000羽以上から74羽へと激減し、強い危機感が叫ばれています。しかし、全国規模の調査では逆に分布が拡大しているとされ、IUCNレッドリストでは危険度が低い「低懸念」にランクダウンされてしまいました。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[3-1]運命の出会いは突然に。日本固有種「ノジコ」の調査人生エピソード0[ノジコ編]#20
第3シーズン、ついに開幕!今回のテーマは、日本でしか繁殖しない鳥「ノジコ」です。世界に広く分布するライチョウとは異なり、もし日本からいなくなってしまったら地球上から消滅してしまうかもしれない、とても貴重な鳥。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[EX-1]今後の絶滅危惧ラジオについて[番外編]#19
「絶滅危惧ラジオ」という番組タイトルですが、絶滅危惧種を広く扱うことはしません。専門が鳥類なので、鳥類が主になります。様々な絶滅危惧種の話が聞けると期待してくださった方、申し訳ありません。興味深い話はしていきますので、変わらず楽しんでいただけますと幸いです。今後の番組の予定や展望を語っています。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[2-14]事業の根幹が崩壊⁉ライチョウ移植事業編総括[ライチョウ移植事業編]#18
「ライチョウが3000羽から1700羽に減った」この衝撃的なデータから始まった保護事業。しかし、その根拠は驚くほど曖昧なものでした。シーズン2で指摘してきた数々の問題点を総括します。国際的なプロトコルの無視、過去の失敗から学ばない姿勢、そして科学的とは言えない調査の実態。税金が投入される事業だからこそ、皆さんと共にその…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[2-13]テンやキツネは悪いのか?理屈はあっても根拠はない捕食者対策[ライチョウ移植事業編]#17
ライチョウの捕食者となるテンやキツネ。環境省関係者はテンやキツネを国内外来種と呼称し、高山帯には本来いなかったとしています。 しかしその根拠となるデータはとある表のみ。この根拠のみで国内外来種として、テンやキツネを除去してきました。 本当に彼らは悪者なのか?安易に除去していいものなのか?…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[2-12]温室育ちじゃ生きられない!活かされない南アルプスでの教訓[ライチョウ移植事業編]#16
環境省が行ってきたライチョウ保護増殖事業の核となるケージ保護。ケージ保護のおかげもあり、2025年現在、中央アルプスのライチョウは190羽にまで増加したと言われています。 しかし南アルプス北岳周辺ではケージ保護を終えた数年後には、ケージ保護期間中に増えたなわばり数が激減してしまいました。…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[2-11]ライチョウ移植事業の“通信簿”|赤ペン先生長野の採点[ライチョウ移植事業編]#15
第2シーズンでは環境省が行っている中央アルプスでのライチョウ移植事業と、IUCNの移植ガイドラインやライチョウ移植プロトコルと比較し、良くない点を指摘してきました。今回はライチョウ移植プロトコルが推奨する15の事項と改めて比較を基に、論文の内容を振り返ります。 シーズン2で取り上げている長野さんの論文はこちら…
絶滅危惧ラジオ~拝啓、絶滅の淵から~[2-10]消えゆくライチョウ移植事業の記録!査読付き論文で紡ぐ保護活動の意志[ライチョウ移植事業編]#14
公的文書の保管期限は重要度などにより異なりますが、おおよそ5年といわれています。ライチョウ移植時事業に関する報告書も5年を超えると廃棄されてしまいます。IUCNのガイドラインでも言われていますが、この移植事業の顛末を後世に伝えるためにも、査読付き論文の執筆が不可欠です。…