
対立はなくさないノベーション(1941回)
政治理論家シャンタル・ムフの「闘技的多元主義」という考え方に、対立や融和のあり方について、とても考えさせられました。
ムフさんはこう述べます。
「敵対とは敵同士の闘いであり、闘技とは対抗者同士の闘いである。」
「民主政治の目的は、敵対を闘技へと転換することである。」
「よく機能する民主主義には、異なる政治的立場の活発な衝突が必要である。」
ここから私は思いました。
1、対立をなくそうとすることの危うさ
2、争いながら、関係が壊れない状態をつくる
3、対立は、イノベーションの宝庫かもしれない
1、対立をなくそうとすることの危うさ
対立というと、その対立軸を何とか一つにまとめられないだろうか、お互いを知る対話を繰り返すことで、一つの考えにまとまっていくよ、なんて私はついつい考えてしまうなあと思います
喧嘩した子供などをみても、仲直りしなきゃダメだよ、みたいに、そして、仲良くなれてよかったねーみたいにするだろうなあと思います
しかし、そこには落とし穴があって、表面的には仲直りをしたように見えても、片方は自分は我慢しなくちゃならないんだとか、押し付けられたみたいな、不満というのが、沸々と溜まっているみたいなこともあるかもしれません
そして、人間の価値観は、育った環境、経験、立場、さまざまな要因で違いがあって、それを無理やり変えるということは、本当に難しいし…
The skinny
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