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Latest / 残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

生き方が言葉になるノベーション(1985回)

陸上競技選手、田中希実さんの『希わくばの詩』の言葉に、表現するとはどういうことなのか、深く考えさせられました。

曰く、

「私は走ることより先に、読むこと、書くことに目覚めました。」

「ただ、書くこともずっと自分のためであり、あくまで『読む専』の私は、読書感想文をはじめ、作文は大の苦手でした。

経験を重ねるにつれ、大人に評価される文の書き方はなんとなく心得るようになりましたが、自分の本当の思いを人に伝えるために文章を使ったことは、ほとんどありませんでした。

だからこそ、だんだんと走ることに目覚めていったのでしょうか。言葉を使わず、走りで心の奥の何かを人に伝えていくことを、選び取っていったように思います。」

ここから私は思いました。

1、天職は最初から天職じゃない

2、思いは全ては言葉にならない

3、思いを伝えるために天職がある

1、天職は最初から天職じゃない

日本記録を次々と塗り替えている田中さんが、最初から「走ることこそが自分の表現だ」と思っていたわけではなく、その前に、読むこと、書くことに目覚めていたということに衝撃を受けました。

私たちは天職というと、小さい頃から「これしかない」と思い続け、一直線に極めていった先にあるもののように考えてしまいます。

でも、もしかすると天職とは、最初から「これが私の天職です」と分かっているものではないのかもしれない。…

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