
自分は大義の影に隠れるノベーション(1177回)
染色工芸家で人間国宝でもある芹沢銈介さんの言葉に、日本のイノベーターの真髄を見た気がしました
"わたしはね、いつもこういうことを考えているんですよ。
たとえば、染なら染の仕事の職人をふやしていって、藍をやる人は藍の仕事をし、型紙の人は型紙の仕事、糊の職人は糊おきの仕事をする、そういうようなひとつの協団的な仕事に自分の染を育ててゆく方法にすすみたいとおもうんです。
それでありながらやはり自分がいなければ、できないような―そういう位置に自分をおく仕事をしたいと思います。
つまり、どんどん染物を染めていって、自分というものなどは、品物のかげにかくれてしまうような仕事をしたい。これが長年ののぞみなのです。"
ここからわたしは思いました
1、仲間との分業
2、あくまでも自らのパッションが起点
3、品物に大義あれ
パリの個展では、マチス、ブラック、クレーに匹敵するとまで言われた芹沢銈介の染め物ですが、このような価値観で作られていたのか、ということを知ってとても感動しました
一つは仲間との分業の大切さを教えてくれている気がしました。イノベーター3つのフレームでおはなししている、パッション、仲間、大義の中の、イノベーションは全て1人でやる必要はなくて、得意な人が分業することで、大きく育つ、ということをまさに目指されていたのだなと思いました…
The skinny
The skinny isn't ready yet — notes appear once the transcript is processed.