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Ep. 47: 心を抉る日本社会の女性像 -『BUTTER』

今回のエピソードでは、柚木麻子さんの『BUTTER』についてお話しします。

2024年にイギリスで英訳本が大ヒットしたことをきっかけに知り、ずっと読みたかった本作。

実際の連続不審死事件をベースにしたミステリーを想像していましたが、いい意味で「思っていた感じとは違う」余韻が残る一冊でした。

物語の焦点は、事件の真相そのものよりも、世間を騒がせた容疑者・カジマナ(梶井まなこ)の強烈な世界観と、彼女のペースに少しずつ飲み込まれていく週刊誌記者・里佳の姿に当たっています。

男社会で生き残るため食事も無頓着だった里佳と、欲望に忠実なカジマナの正反対なコントラストから、日本社会における「女性とはこうあるべき」という圧力への反抗を感じました。

女性特有の困難さやルッキズム、そして友情についての描写に心を抉られつつ、このテーマが国境を越えて普遍的なものだからこそイギリスでも刺さったのか、それとも日本の特殊性への興味がヒットに繋がったのか、色々と考えさせられました。

皆さんがカジマナや里佳から何を感じたか、ぜひコメント欄で教えてください!

次回は英語回を配信します。

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