
創造性が危機を乗り越えるノベーション(1976回)
経済学者アルバート・O・ハーシュマンさんの言葉と事例に、めちゃめちゃ心を動かされました。
ハーシュマンさんが取り上げた代表例の一つが、東パキスタン、現在のバングラデシュにあったカルナフリ紙パルプ工場です。
周辺に豊富にある竹を原料にする計画でしたが、その竹の供給が危機に陥るという想定外が起きました。
そこで人々は、各地から竹を集める新しい供給網をつくり、より早く成長する竹を研究し、さらに竹以外の原料まで探しました。
曰く、
「創造性は、いつも私たち自身を驚かせる。」
「私たちは、自分たちの創造性をあらかじめ当てにすることはできない。実際にそれが現れるまでは、それを信じることもできない。」
ここから私は思いました。
1、創造性は新規だけではない
2、創造性が想定外を乗り越える
3、修羅場が創造性を育む
1、創造性は新規だけではない
創造性というと、進化論でいう「変異」のように、新しいものを生み出すための力、企業でいえばイノベーションに必要な能力だと思われがちです。
でも、実はそれだけではないということに、改めて気づかせていただきました。
とても大きな役割として思ったのは、突然襲いくる危機を乗り越える力になりうるということです。
天変地異や、技術革新、別業界からの横展開、さらには破壊的ベンチャー企業の登場など、未曾有の企業の危機というのは、突然訪れることがあります。…
The skinny
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