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【中編】考えても答えが出ないとき|キキが飛べなくなった日 #40

考えても考えても答えが出ない。でも考えるのを止められない。いつもと同じはずなのに、急に自分が言うことを聞かなくなる──そういう夜、ありませんか。それは思考力の問題ではなくて、「身体図式」というあなたの中の無意識の当たり前が、状況の変化に追いつけなくなっているサインなのかもしれません。今回はキキが突然飛べなくなった日に身体で起きていたことを、メルロ=ポンティの「習慣の獲得は身体図式の組み換えである」という言葉を補助線に読み解いていきます。「キキはなぜ飛べたのか|宮崎駿『血で飛ぶ』と身体の話」シリーズの中編です。中編(今回)でお話ししているのはこんな内容です。・血で飛ぶの限界──新しい状況が身体に「組み直してくれ」と要求してくる・メルロ=ポンティ「習慣の獲得とは身体図式の組み替えであり更新である」・「自分を持てあます」──思春期だけの話ではない・飛べない時に身体に現れる3つの兆候(身体が変わる感じが訪れない/問題解決の言葉ばかりが先行する/感覚の具体性が消えていく)・思春期に限らない人生の節目──引っ越し、独立、出産、子離れ、転職、引退、更年期、退院後…・画家ウルスラがキキに伝えた言葉──「ジタバタするしかないよ/何もしない/そのうちに急に描きたくなるんだよ」・コントロールするのではなく、身体がぴったり合う瞬間を待つ・思考の檻から出て、世界と身体の手触りを取り戻していく後編では、宮崎駿…

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