
心に触れるノベーション(1449回)
臨床心理学者の京都大学名誉教授の河合隼雄さんから、詩人の工藤直子さんのエッセイ集『ライオンのしっぽ』(大日本図書)からの一節を教えて頂き、思わず涙してしまいました
工藤さんのエッセイより
" 「散歩のときに、つないでくれる手。ころんですりむいたヒザに薬をぬってくれる手。服を着せてくれる手。ほうちょうをもってジャガイモをむく手、などなど。」 "
"「あのころの風呂は木づくりで、フチが高くて、小さい子は湯船に入りにくい。そんなとき、両脇をかかえあげ、ちゃぽんと入れてくれたのも、父の両手だった。」 "
さらに河合さんより
"こんなのを読むと、工藤さんは父親の手を「見る」と言っても、そこにいつも「触れる」体験のあったことがわかるし、読むほうのわれわれにも、工藤さんのお父さんの温かい手触りが伝わってくる。 「触れる」ことが、完全に心の接触になっているから、われわれも心を動かされるのだ。"
ここから私は思いました
1、三現主義
2、五感で感じる
3、心に触れる
1、三現主義
自分の父も亡くなっているので、工藤さんのエッセイは、私の父の手の形や節々など、ありありと思い出してしまいました。また私は全身アートピーなので、風呂上がりに毎日薬を塗ってくれたその触感も思い出して、思わず涙してしまいました…
The skinny
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