
見えないエンジンノベーション(1987回)
マサチューセッツ工科大学(MIT)教授で材料科学者のユージン・フィッツジェラルドさんの最新書籍『The Invisible Engine: Why Innovation Evades Control(見えないエンジン――なぜイノベーションはコントロールを逃れるのか)』の話に、日本の基礎技術をどう市場につなげていくのか、改めて考えさせられました。
フィッツジェラルドさんは、ベル研究所時代に、ほとんど欠陥のない薄膜状の歪みシリコンをつくる方法を発見しました。
曰く、
「物理学の観点から見れば、それは大きな成果でした。」
しかし、その技術が後に半導体産業にとって重要な意味を持つことは、当時予想していませんでした。
「最終的に、業界はムーアの法則を延ばすために歪みシリコンが必要だと気づきました。それは、私たちが予想していなかったことでした。」
そして、このようなイノベーションを生み出すものについて、
「見えないエンジンとは、人々や企業といった異なる主体による、分散した集合知です。それらが最終的に市場にサプライズを生み出します。」
そしてMITニュースは、この歩みを、
「重要な半導体技術を発明し、商業化するまでの18年間の道のり」
と記しています。
私はここから思いました。
1、価値ある基礎技術を創る
2、見えないエンジンを使う
3、長期間継続できるか
1、価値ある基礎技術を創る…
The skinny
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