
財産はいまだに「手袋をさがしている」ことノベーション(1532回)
アートアドバイザーの奥村くみさんから、向田邦子さんの『伯爵のお気に入り』の中にある「手袋をさがす」というエッセイの紹介にめちゃくちゃ感動しました
曰く
"こだわりの強い向田氏が好みの手袋が見つからず、手袋なしで真冬を過ごすところから始まるこのお話"
"頑として手袋を買わない向田氏に、当時の上司がやんわりとしたお説教。「そんなことでは女の幸せを取り逃がすよ」"
"普通に結婚してそれなりの幸せを手にし、周りも納得の人生。妥協すれば(手ごろな手袋を手に入れるように)いいのだけれど、そうはできない向田氏の生きざまが、この手袋の一件に表されています。"
"その上司の一言がきっかけで、自身の短所ともいえる性格をすべて受け入れ、そのままの人生を生きていこうと決意する冬の夜。"
"このエッセイの最後の方にご自身たった一つの財産はいまだに「手袋をさがしている」こととあります。"
ここから私は思いました
1、自分の短所を受け入れる
2、信念を貫く勇気
3、財産は未完
向田邦子さんといえば、私の世代では、テレビドラマの『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』が、めちゃくちゃ強烈な印象として残ってて、大好きな脚本家です。樹木希林さんのジュリー、小林亜星さんの怖い父親、テレビの前で釘付けだったことを思いだしました…
The skinny
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