
真実を受け入れる勇気ノベーション(1792回)
映画『教場Requiem』の脚本家、君塚良一さんの言葉に、私は深く考えさせられました。
曰く
「現代社会では組織も含め、皆が嘘をついたりごまかしたりして生きていかざるを得ない。
それに対して風間公親は冷徹にすべてを見抜いていきます。
そのとき、人はどうするべきか。
それが“真実を受け入れる勇気”なんです。」
この言葉の中に、私はイノベーションの本質を見たような気がしました。
私は、3つのことを思いました。
1、真実は不快である
2、真実を突きつけてくれる仲間と信頼の力
3、みたくなかった現実に向き合える人が未来をつくる
1、真実は不快である
まず感じたのは、
真実というのは、基本的にあまり気持ちのいいものではないんだな、ということでした。
人はどうしても、自分にとって都合のいい物語の中で生きてしまうと思います。
組織も同じで、見たくない現実には蓋をしてしまう。
「まあ大丈夫だろう」
「まだいけるだろう」
そんなふうに思いながら進んでいくことって、あると思うんです。
でも、そのままだと、どこかで止まってしまう。
ここでふと、ニーチェの言葉を思い出しました。
人は真理そのものよりも、生きるための幻想を求める、という話です。
確かに、真実を見るというのは、
自分の思い込みが崩れることでもあって、少し怖いことでもある。
だからこそ、人は避けたくなる。
でも、
イノベーションって、…
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