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組織と個人の両方やるノベーション(1770回)

仕事と個人の関係で、ライフワークバランスをどうするのか、みたいな話が以前はよくあったと思いますが、面白いお話を伺いました

金沢の老舗料亭「銭屋」の二代目主人、料理人の高木慎一朗さんが、こんなことをおっしゃったそうです。

「ミックも、ストーンズとソロの両方やってるでしょ。そういう働き方が理想ですね」

(小西利行著『すごい思考ツール』より)

この一言に、私はイノベーションの本質を見た気がしました。

私はそこから3つの気づきを頂きました

1、アイデンティティは“単線”でなくていい

2、場を持ちながら、境界を越える

3、二重構造が創造の圧力を生む

1、アイデンティティは“単線”でなくていい

組織に属するか。

個人で勝負するか。

つい、どちらかを選ばなければならない気がしてしまいます。

でも、ミック・ジャガーは、

ローリング・ストーンズという巨大なバンドの顔でありながら、ソロとしても表現を続けています。

心理学者エリクソンは、アイデンティティは、「若い頃に完成するもの」ではなく、生涯を通じて再構築されるものだ。といっています。

人は一つの役割に閉じる存在ではなく、複数の自己を統合しながら成熟していく。

これは、平野啓一郎さんの、分人にも通じる考えかと思います。

つまり、

組織人である自分と、

個人としての自分は、

対立しなくていい。

むしろ、その“往復運動”の中で、

新しい視点が生まれる。…

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