
【青空朗読】水菓子屋の要吉 著者:木内 高音 読み手:まあき、マナミン、ジョン酒巻 時間:19分12秒
水菓子屋の要吉
著者:木内 高音 読み手:まあき、マナミン、ジョン酒巻 時間:19分12秒
一
要吉は、東京の山の手にある、ある盛り場の水菓子屋の小僧さんです。要吉は、半年ばかり前にいなかからでてきたのです。
要吉の仕事の第一は、毎朝、まっさきに起きて、表の重たい雨戸をくりあけると、年上の番頭さんを手伝って、店さきへもちだしたえんだいの上に、いろんなくだものを、きれいに、かざりたてることでした。それがすむと、番頭さんがはたきをかけてまわるあとから要吉は、じょろで、水をまいて歩くのでした。ろう細工のようなりんごや、青い葉の上にならべられた赤いいちごなどが、細い水玉をつけてきらきらと輝きます。要吉は、すがすがしい気持で、それらをながめながら、店さきの敷石の上を、きれいにはききよめるのでした・・・
【青空朗読】とは
青空朗読はインターネット上の図書館「青空文庫」の作品を朗読するプロのアナウンサーによる社会貢献活動としてスタートしました。近年は、朗読を学ぶ一般の方々からも作品を提供していただいています。2016年5月に一般社団法人となりました。
https://aozoraroudoku.jp
【青空朗読ご支援のお願い】
★企業および団体の皆様へ
青空朗読は、「青空文庫」の蔵書を朗読で味わうことができる公共空間を目指しています。…
The skinny
The skinny isn't ready yet — notes appear once the transcript is processed.