
子どものすきな神さま 著者:新美 南吉 読み手:緒方 朋恵 時間:4分14秒
子どものすきな神さま
著者:新美 南吉 読み手:緒方 朋恵 時間:4分14秒
子どものすきな小さい神さまがありました。いつもは森の中で、歌をうたったり笛をふいたりして、小鳥やけものと遊んでいましたが、ときどき人のすんでいる村へ出てきて、すきな子どもたちと遊ぶのでした。
けれどこの神さまは、いちどもすがたをみせたことがないので、子どもたちにはちっともわかりませんでした。
雪がどっさりふったつぎの朝、子どもたちはまっしろな野っぱらで遊んでいました。するとひとりの子どもが、
「雪の上に顔をうつそうよ。」
といいました・・・
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