
パラノイア組織ノベーション(1794回)
アンドリュー・グローブの著書『パラノイアだけが生き残る』の中の言葉から、考えさせられました。
「戦略転換点とは、企業の生涯において根本的な変化が起こるタイミングである。
その変化は、企業が新たなレベルへとステップアップするチャンスであるかもしれないし、終焉に向けての第一歩ということも多分にありうる。」
「戦略転換点を通るのは、ハイキングで道に迷うというよりも、死の谷に危険を冒して立ち入ることだといったほうが的を射ているかもしれない。
従来の経営手法から新しい手法へと移行するための危険な綱渡りだからだ。
経営者は、仲間の何人かは谷の向こう側まで一緒に渡りきれないと知りながらも、進んでいくのである。」
この言葉を読みながら、私はむしろこう思いました。
本当に怖いのは、
その「戦略転換点にいる」ということに、気づけないことなのではないかと。
1、大事な変化は見えない
2、現場に兆しが発現する
3、パラノイア組織化
1、大事な変化は見えない
変化というのは、劇的に現れるとは限らない。
むしろ多くの場合、
ゆっくりと、しかし確実に前提を侵食していく。
いわゆる「茹でガエル」のように、
気づかないまま環境が変わり、
気づいたときにはもう戻れない。
ダニエル・カーネマンが示したように、
人は現状を維持しようとする傾向を持っています。
だからこそ、「まだ大丈夫」という感覚のまま、…
The skinny
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