
前に進もうとする力ノベーション(1782回)
先日のミラノ・コルティナパラリンピックの開会式で
とても心に残る言葉に出会いました。
世界で初めて車いすユーザーとして宇宙飛行を実現したエンジニア ミヒャエラ・ベントハウスさんの言葉です。
曰く
「宇宙エンジニアなので、物理法則からなぜ私たちは落下するのか、どうすれば飛べるのかが分かることは知っています。
でも私たちが絶えず前進しようとする力の説明はできません。」
そしてもう一つ。
「それぞれの夢は違いますが、中核は同じです。
誰もが障害を見るのではなく、成し得たこと、そして可能性を認めてもらいたいんです。」
(参考:NHK総合
ミラノ・コルティナパラリンピック開会式
2026年3月7日放送)
私は以下の3つのことを思いました
1 人間を前に進ませる「説明できない力」
2 常識を打ち破る「可能性」を見る視点
3 夢の形は違っても「核」は同じ
1 人間を前に進ませる「説明できない力」
科学は多くのことを説明できます。
なぜ落ちるのか。
どうすれば飛べるのか。
でもベントハウスさんは言います。
「前進しようとする力は説明できない」
これは哲学でも語られてきたテーマです。
ドイツの哲学者
ショーペンハウアーはこう言いました。
「世界の本質は意志である」
つまり
理屈よりも先に
「生きよう」「進もう」という力がある
という考えです。
イノベーションも同じだと思います。
技術や理論より先に…
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