
アンチノベーション(1788回)
芸術家 岡本太郎 さんが、ピカソに出会い衝撃を受けて語った言葉に、深く感動しました。
曰く
「もし感動したらそれを乗り越える。
僕はよくアンチピカソっていうこと言う。
それはピカソに感動してるから、それを乗り越えなきゃいけない。」
(参考:NHK 日曜美術館 日美50特別アンコール
「私とピカソ 岡本太郎」2026/3/15)
この言葉の中に、私はイノベーションの本質を見た気がしました。
私は 3つのことを思いました。
1、創造とは「憧れ」を超えること
2、「否定」は「進化」につながる
3、イノベーションは「衝撃」から始まる
⸻
1、創造とは「憧れ」を超えること
私は学生時代、ハードロックやプログレにめちゃくちゃハマって、ギターや歌をたくさんコピーしていました。
そのうちに、自分でも曲を創りたいと思うようになり、オリジナル曲を創っては、みんなに聴いてもらいたい。そんな風にのめり込んでいきました。
でも、ハードロックやプログレに対してアンチだったかというと、まったく逆で、むしろ 憧れの存在として君臨していた という感じでした。
だからこそ、岡本太郎さんの
「感動したら乗り越える」
という言葉には衝撃を受けました。
哲学者ニーチェは
『ツァラトゥストラはこう語った』で
「人間とは、乗り越えられるべきものである。」
と語っています。
人間の本質とは
超克(Überwindung)…
The skinny
The skinny isn't ready yet — notes appear once the transcript is processed.