Latest / TanaRadio / 145 書誌 | 粟屋憲太郎『東京裁判論』(1989)
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- 0:00書誌情報メモ。粟屋謙太郎『東京裁判論』大月書店,1989年7月刊,全334ページ。以上です。
- 0:17日本の毒ガス戦について研究が進み始めたのは、粟屋憲太郎さんがアメリカの国立公文書館で、日本軍が実際に戦争で毒ガスを使ったという確かな証拠となる文書を発見したことです。
- 0:49なぜその発見に至ったかというと、粟屋さんは東京裁判について研究をしていて、それでその関連の資料をアメリカに行って集めてきたわけですけれども、
- 1:18その東京裁判での証拠資料として、日本軍の毒ガス使用に関する文書があったということですね。
- 1:33実際それは裁判では証拠資料として採用されなかったものなんですけれども、裁判のためにいろんな日本軍関係の資料が集められまして、その中に毒ガス関係のものもあったということです。
- 1:53このように、毒ガスそのものを調べようと思っても、なかなか資料というのは出てこないのですけれども、しかし周辺領域と言いましょうか、そういうところから資料が発見されて、そしてだんだんと研究が進んでいくということは、歴史学の分野でもよくあることなんですね。
- 2:18ですから、資料がないというのが一番歴史家にとっては苦しい状況なんですけれども、諦めないでいろんなところから探りを入れて資料を集めるということが大事だなというふうに思います。
- 2:36この粟屋さんの東京裁判論という本は、東京裁判に関する粟屋さんの論文が集められた論文集なんですけれども、その中に毒ガス関係の話も出てくるということで、全体の中ではごく一部なんですけれども、もう一度読み返してみたいなというふうに思っています。
- 3:03以上です。
- 3:05(了)