
#077 門前町に140億円 ─ 伊勢で見た「文化の翻訳」という事業
◉内容
先日、伊勢神宮とおかげ横丁を訪ねてきました。ちょうど20年に一度の式年遷宮に向けた「お木曳」の最中で、2033年のために地元の人たちが五十鈴川で御用材を曳いていました。そして門前町のおかげ横丁。江戸時代の町並みが並ぶあの一帯、実は1993年に一つの民間企業が総額140億円をかけて作ったものです。当時の年商は130億円。年商を超える額を全額自前資金で賭けている。参道の観光客が年間10万人まで落ち込んでいた場所が、今では年間約500万人。一方で、伊勢神宮の参拝者772万人のうち、外国人はわずか1〜2%程度と言われています。海外の大学がシンポジウムを開くほど評価されているのに、人は来ていない。この落差は何なのか。「文化を守る」とは保存することなのか、それとも翻訳することなのか。門前町の投資判断から、価値を届けることの本質を考えます。
◉久保利彦プロフィール
バドミントン選手10年▶︎ロンドン芸術大学卒(London College of Fashion)▶︎ロンドンをベースにファッションを生業に▶︎ベトナムのダナンをベースにITを生業に ▶︎現在
現在は、デジタルソルーションを受託開発/自社プロダクトで提供する株式会社Enlytの代表取締役社長 CEOです。
趣味:絵描き、アート鑑賞、旅行、洋服、筋トレ、腸活
X(旧Twitter):https://x.com/tkhyko…
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