
【警告】インターネットの崩壊は技術ではなく「信頼」から始まる
かつてのインターネットには、アマチュア無線のAX.25によるパケット通信やP2Pの実験に象徴される、手作り感と自律性がありました。参加者が仕組みを理解し、互いの信頼を前提にネットワークを共有していた時代です。
しかし、常時接続と商用化を経て、金融や社会インフラまでがインターネットに依存するようになりました。さらに現在は、巨大プラットフォームとAIエージェントに支えられた、複雑でブラックボックス化したシステムへと変貌しています。
「半年以内にインターネットが崩壊する」という警告もありますが、問題は海底ケーブルが切れることではありません。通信網が動いていても、データや認証、決済を信用できなくなれば、社会的な機能は停止します。つまり、崩壊するのは通信技術ではなく、社会的信頼なのです。
その兆候は、企業のセキュリティ事故にも表れています。高度な専門家を抱える企業でさえ、対策の必要性を認識しながら、事業上の優先順位や費用対効果の壁によって対応が遅れる。一方、攻撃側はAIを使って脆弱性の探索や侵入を高速化できます。防御側の組織手続きが、攻撃側の処理速度に追いつかないという構造的な問題です。…
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