Latest / 人をつなぐ、未来をつなぐ。 トレードオンの交渉学

#61 交渉哲学研究 渋沢栄一②
前回に引き続き、渋沢栄一の交渉や人と接するうえでの哲学をご紹介します。大蔵省にて銀行制度の確立に携わる他、実業家として500を超える民間企業の組織立ち上げにも関わってきた渋沢栄一が交渉の際に大切にしていた「交際法」についてお伝えしていきます。
◎渋沢栄一略歴/安藤 雅旺 著「論語営業のすすめ」より
・日本資本主義の父、実業家
・幼少期に『論語』『大学』『中庸』『孟子』の四書五経を修める
・従妹の尾高惇忠に水戸学を学び、尊王攘夷思想に傾倒する
・仲間と決起し、高崎城焼き討ちのために、横浜の外国人居留地の襲撃を計画するも、尾高惇忠の弟の尾高長七郎の説得により中止する
・1864年、平岡円四郎に見いだされ、一橋家(幕府側)の家臣となり、幕臣側の身となる。
・1867年、徳川慶喜の弟の徳川昭武に従い、パリ万博に随行。その間に大政奉還が行われる。
・1869年、明治新政府から大蔵省に入省。国立銀行条例を施行し、銀行制度を確立するなど日本経済の仕組みを構築する。
・1873年、大蔵省を退官。第一国立銀行の総監役に就任。官尊民卑の打破を唱え、合本主義に基づき、王子ホールディングス、東京海上日動火災保険、IHI、JFEスチール、東京ガス、帝国ホテル、清水建設、サッポロビールなど500余りの組織の設立に関わる。…
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