
セクターの15年──調達額トップ20の顔ぶれが映す日本の独自進化
ディープテック、防衛、そして国策——いま日本のスタートアップ界隈で交わされる会話は、気づけば同じ言葉に収斂しつつあります。高市政権の「戦略17分野」に視線が集まり、上場株の鉄則「国策に逆らうな」がベンチャー投資の文脈でも語られはじめました。しかし、全員が同じ方向に張ったとき、そこにアルファ(超過リターン)は残るのでしょうか。
今回は、スピーダに蓄積された2010年以降の資金調達データを起点に、gumi・メルカリの時代からSaaSバブル、そしてAI・ディープテックへの収斂まで15年のセクター変遷を振り返りながら、国策テーマに集中する現在への違和感、防衛スタートアップの市場性、そしてPE化・サーチファンド化していくVCというビジネスモデルの進化まで話しています。
▼ 今回のトピック
資金調達額トップ20を2010年から並べ直すと何が見えるか
2010年・2011年のトップ20はエネルギー、バイオ、デバイス中心だった
そこにgumi、コロプラ、ロコンドが入りはじめた時期
2014年の1位は83.3億円、2位のメルカリは38億円
20位が7.5億円だった時代の規模感
1億円の調達が「大きい」と言われた頃と、それが一瞬で溶けるという学び
スマホアプリからB向けSaaS、フィンテックへ、そしてSaaSバブルの崩壊
いまはAIとディープテックの2軸に収斂している…
The skinny
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