Latest / みやほんや / 5 TOKUBOOKS・こころ・思考の整理学
Transcript
- 0:05思い出すと、一番最初にほんやの真似事をしたのかなって思うのって、高校の時で、全然ほんやでもなんでもないんだけど、
- 0:22現代文の教科書に、夏目漱石のこころっていうのが載ってたんですよ。割と多いんじゃないかな、そういう人。
- 0:33で、教科書の中だから、こころ全部を載せるわけにはいかなくて、一部が抜粋されているわけ。
- 0:43なんか、惹かれる本だったんだよね。割とこころ読んだ人、印象残ってる人もいるんじゃないかなと思うんだけど、
- 0:53あの、なんか、
- 0:55気になるなって思ったので、
- 0:58割と珍しく、こころは買ったんですよ。本屋さんで。 学校の教科書に載ってる本をわざわざ買うっていうのを、
- 1:10今思うと珍しいことをしたんだなと思うんだけど、まあ国語好きだったしね。好きだったというか、別に授業はつまんなかったけど、
- 1:17つまんなかったってごめんなさい、当時の国語の先生。 つまんなかったわけじゃない、つまんなかったんだけど、
- 1:26でも、国語の成績は普通に良かったから、成績良いといいじゃないですか。好きになるじゃないですか。
- 1:33だから、国語好きだったっていうのもあって、
- 1:37本屋さんで買ったんですよ。行き帰りに。 高校の行き帰りとか本屋さんばっかり行ってたからね。
- 1:45そのこころを買って、読んだの。読んで、うーんと思って。
- 1:50うーんと思った後に、なんかさ、
- 1:55自分だけ読んでるの、ちょっと もったいないかなーって思ったんだよね。
- 2:02もったいないかなーと思って、で、教室のさ、棚に。
- 2:08もう高校の教室だからさ、なんていうの、小学校。
- 2:13僕、小学校の教員だったこともちょっとだけあるんですけど、小学校の教室みたいにさ、
- 2:21学級文庫で本たくさん置いてあるみたいな感じじゃないのよ。
- 2:27もっと殺風景。別に本たくさん置いてありますみたいな気持ちじゃなかったんだけど、
- 2:33置いたのよ、ロッカー。なんか何も置かれてないロッカーみたいなもの置きっていうのかな。
- 2:39なんだろう、なんつーんだろう、なんかカラーボックスみたいなのがあって、
- 2:43別にスペースがめっちゃ空いてたから、何も言わずにそこに置いといたの。
- 2:52で、しばらくさ、
- 2:55それ忘れてたんだけど、なんかある時に、
- 3:00クラスの人が、クラスメイトがね、
- 3:04あ、あの本置いたの、君だったんだ、みたいなこと言ってくれて、あれ読んだんだよって言ってくれたんだよね。
- 3:17あ、置いてみるもんだなーって思ったの。なんか。
- 3:22本、自分でもさ、面白かったわけじゃない?
- 3:26で、それを自分だけじゃなくて、多分興味あるんじゃないかなって、まあどうせみんな同じものを読んでるんだからさ。
- 3:33で、置いといたらいいんじゃないかなーと思って、置いたっていうのがあったんだけど、
- 3:39あ、それが今思えば今やってる、トクボックスさんでやらせてもらってる、
- 3:46あのー、シェア型書店の棚?棚を借りてることに、なんかあれの元祖、そんな感じだったかなーと思った。
- 3:53別にそれ一冊置いただけで、特に他を置いたわけじゃなかったんだけどさ。
- 4:02でね、あのー、学校の教材?教科書の本とかも、まあ読みじゃない。
- 4:11授業でさ、やっても大して面白くない、みたいな向きもあると思うんだけど、まあ読むときは面白かったのよ。
- 4:17で、面白いなーっていうか、読むといいよって、まかりなりにも思われてるものがわざわざ教科書に載るわけじゃん。
- 4:25だからまあさ、素直に考えればさ、面白いものが載ってんのよ。
- 4:33でも、まあそんなにさ、数はないよね。だって教科書に載ってんだからさ。
- 4:39本当にその気になればさ、教科書なんて全部読めちゃうじゃない。
- 4:42長官、下官、新しい教科書持ったときにさ、読もうと思えば、そこに載ってる話なんかだいたい読めちゃうじゃない。
- 4:50まああんまどうせ習うんだし、あとでいくらでも読むんだからと思って読まなかったけどさ。
- 4:58でも、国語のさ、問題文っていうの?いろんな試験とかテストとかさ、模試とかさ、入試とかさ、
- 5:06そういうときにやる問題文、あれさ、なんか読んでて面白いのはありませんでした?
- 5:14もう全然覚えてない。全然覚えてないし、何が面白かったとかって覚えてないんだけど、
- 5:23なんかさ、時にさ、問題解くのも大事なんだけど、
- 5:29この読んでるの面白いな、この話面白いじゃんって言って、どんな本なんだろう。
- 5:34買うまで行かないんだけど、買うまで行くときはたまにあったかも。
- 5:38でもほぼ行かないんだけど、こんな作者なんだとか、こんな本なんだ、って見ちゃって、
- 5:47割と面白かったなって、問題解くのとは別に、面白いもの読んだなって思えるときって、ちょっと割とあった。
- 5:59皆さんはどうですかね。
- 6:06僕、一応ね、教育もやってたぐらいだから、教育学部だったんですよ、大学が。
- 6:13そのときのバイトのお決まりって塾講師じゃないですか。家庭教師とか塾講師とか。
- 6:19塾講師もやってたの。
- 6:22同じ国語科の先輩から紹介されて、塾講師やってたの。
- 6:31何年かやってたからさ、同じ問題集みたいなのを使って教えるから、
- 6:41見るのが何回目かの国語の問題とかあるのよ。
- 6:50面白いなーって思うのよ、やっぱり。問題がどうとかそういうことはそっちのけでさ。
- 6:59面白いって思うの。面白いこと書いてあるって。
- 7:03面白いこと書いてあるって思って、で忘れるのよ。
- 7:07忘れるじゃん。さっきも言ったみたいにさ、どうせ問題文の中で見る文章で問題解き終わったり、子どもたちに解説したりさ、そういうことしたら忘れちゃうのよ。
- 7:23忘れちゃうんだけど、何年かやってるから、また同じこと繰り返して入ってるね。
- 7:31また出てくるのよ、それが。
- 7:34次の年の4月とかに。
- 7:39学年も変わるじゃない。よろしくねーなんつって。
- 7:43国語これから教えます、週1回やります、みたいなことやって教えるのを2回か3回やってるから、2回目か3回目の時に、
- 7:53あ、またこの文章だ。面白文章だ。そうだそうだ、面白いって思ってた俺。って思うのよね。
- 8:01で、それが、そのうちの一つが、
- 8:07富山茂彦さん?っていう人。あ、ごめん。たまたま思い出して、近いからかな。
- 8:15言ったかな。乱読のセレンディピティっていうのを書いてる。この間言ったような気がするんだけど。
- 8:22その本を書いてる人の本で、結構有名な本。思考の生理学っていう本があるんですよ。
- 8:31で、思考の生理学ってめっちゃたくさん置いてあんの。で、多分出版社の帯の作り方なんだろうね。
- 8:39この大学で一番売れてる本とか、この県で一番読まれてる本とか、なんかとにかく一番この本読まれてますよ、みたいなのをどこでも帯にしてんのよ。
- 8:50たぶんデザインとかは同じで、文言だけ地元の言葉とか地元の内訳とかに変えてんだろうなと思うんだけど、そうなんでしょうよ。
- 9:02どこでも一番読まれてんじゃない?たぶん学生とかにも読ませたい、もしくは読まれているみたいな風な感じなんじゃない?
- 9:10大学で昔見かけた覚えがあるんだけど、学生時代に。それこそね。
- 9:18最近はさ、いろんな書店で何らに県で一番売れてる本みたいなやられ方をされてる気がするんだよね。
- 9:26で、その話があったのよ。志向の成人学ってまさに大学の清教の小さい本屋さん。
- 9:36そんなのあるんだ、売れてるみたいなのもあるから買って読んでみようと思って読んだのと、同じ文章がその塾の問題文にあるわけ。
- 9:47あ、なんかこれどっかで読んだことある。あ、違うか。塾の方が先だったのか。塾の方が多分先。
- 9:55後でそれ読んだら、あれなんかこれ読んだことあるなってなって、でまた塾であれで出会って、うわ、これあれだ。
- 10:04志向の成人学ってそういえばこれ書いてあるわみたいな。ちょっと順番忘れたけど、何が先で何が後か忘れたけど。
- 10:11あ、これだって繋がったのよ、それが。さっき言ったみたいに問題文を読んで面白いと思ってもそれの原点に当たることなんかほぼないから、まぐれで当たっちゃったのよ、それが。
- 10:28あーあーあーって思って。それ買おうと思って読んだわけじゃなくて、あ、これあれじゃん。ってなったの。
- 10:37でさ、ネタバレっていうわけじゃないと思うからいいと思うんだけど、学校じゃないね、塾だね。
- 10:53塾の教材だと思うんだけど、その国語の教材ね、その中に抜粋されてる富山茂彦さんの志向の成人学の文章、面白いんだけど、めっちゃ変えられてるーってとこが一つあって。
- 11:16めっちゃ変えられてるわーって思ったところが一つあったのよ。変えられてるっていうか、意図的にそこは切ったみたいな。明らかにこれカットされてるみたいな。
- 11:27何かっていうと、あのね富山さん、朝ごはん抜きにしたらいいんだよみたいなこと書いてんの。朝ごはんは抜いたらいいよみたいなことを書いたのよ、文章の中でね。
- 11:42で、その部分だけ綺麗にカットされてんの。なんかさ、もうもはや別にいいんだ俺。今は結構規則正しい生活心掛けてるから、ちょっととはいえ豆乳飲むだけとはいえ朝ごはんちゃんと食べてるんだけど、朝ごはんなんかさ、全然食べてない時期とか多かったから、
- 12:05実際の半分ぐらい朝ごはん食べてないかもしれない、もしかしたら。半分はいすぎかな。実家にいたからね、長く。3分の1かな、それぐらいかな。
- 12:13とにかく朝ごはん抜いちゃったりしてたことも結構あるから偉そうなこと言えないんだけど、うわ、切ってると思ったのよ。
- 12:23で、やっぱ朝ごはんを抜いたらいいよ的なことって、学校じゃないとはいえ、いくら塾とはいえ、中学生だよね多分。中学生ぐらいの子供に読ませる文章として、良くないんじゃない?っていう意志が働いたんだろうね。
- 12:45なんかそれってさ、謙越だ!けしからん!みたいな考え方してもいいんだけど、別にそうとも思ってなくて。いや、思ったのよ、その当初は。
- 13:00うわ、切ってる!都合のいいところ切ってる!怖い!大人怖い!と思ったんだけど、でもなんかさ、うーん、なんかそうでもないかな、みたいな。
- 13:11だってさ、富山さんはその本なんで誰に向けに書いたかって言うと、多分なんだけど、至高の生理学でしょ?大学の生協の大学生に生まれてますみたいな本だからさ。
- 13:25それなりの大人、いい歳した成人ぐらいの人を想定して書かれてたか、全く何も考えてないか、でも大学とかでも教えてた人だからさ、それぐらいの人を想定してたんじゃないかと思うんだよ。
- 13:40それをさ、いい文章だからってことだと思うんだけど、中学生に抜粋して読ませたところで、いやー、要は中学生に読ませるんだったら、別に朝ごはんでいた方がいいとか別にその時点では言わなかったわって言うかもしんないじゃん。
- 13:58わかんない。もしかしたらその富山さん自身と話したのかもしんないし。だからね、もう学校の教員でもなんでもないし、回し者でもなんでもないんだけど、
- 14:16学校の文章、問題の文章、現代文の問題の文章ってなんか面白いのあったから、多分面白いのを見つけてきてくれたんだろうな、問題作るためにっていう人。ありがとうって思うの。
- 14:31それで、もしかしたらありがとうが余計なお世話になっちゃうかもしんないけど、でもきっと多分良かれと思って、プラスの意味で多分ここはいいかなってカットしてくれたりしたんだろうなって思おうかなって。
- 14:51まあ思おうかなというか、別に特別にこういうふうに思ってました。嫌に思ってましたとかじゃないんだけど。でもあの時は、それ見つけた時はちょっと意地悪な気持ちだったからさ。なんか大人怖いって思ってたから。
- 15:09でもなんか怖くしようと思ったんじゃないよ、君のためを健全な成長のためを思ったんだよっていうのを素直にとっても、素直にとれない部分もあるけど素直にとってもいい感じもするかもしれない。
- 15:27ちょっとね、今は思ってます。朝ごはんといえばさ、本をとくぼっくすさんに並べてるんですけど、こんな話しちゃったから、富山清彦さんのセレンディピティか至高の生理学か並べてもいいかなと思って。
- 15:50でも至高の生理学ってさ、有名すぎるしさ、いろいろ置かれてるから、至高の生理学まただって思われるの嫌なんだよちょっと。俺はあの有名な、いろんなところにいる所詰まして置かれている至高の生理学じゃなくて、俺の至高の生理学なの。
- 16:18昔塾で教えてるっていう出会い方もしたり、カットされてるっていう思い出があったり、それとはまた別に自分で大学の生協である日ちょっと買ってみようかなと思って買って、そんなしかもちゃんと読んだから。
- 16:36で、なんならその後、至高のセレンディピティみたいなのを、これも紹介されてるんだけど、紹介してくれた人本当にありがとう。確かなんだけどその人の紹介も。なんだけどそれも読んで、上で、わ、この人やっぱいいこと言ってるじゃん。面白いこと言ってるじゃん。って思った上での、至高の生理学を置いてもいいかな、なのよ。
- 17:04それをさ、すっ飛ばしてさ、ただ並んでるとこ見てさ、うわ、はいはいはいはい。これこそ意地悪なものの見方だけど、うわ、至高の生理学、うわうわ、こんな、いろいろ、こんなの置いてさ、みたいなのを思われるのかなってちょっと思っちゃうのよ。
- 17:21でも違うんだよな。まだ置いてもないのになんだよって話だけど。違うんだよ。俺でこんな違うんだよって思ってるってことは、たぶんさ、世の中の本屋さんもそうなんだろうね。違うんだよ。みんな置いてるんじゃなくて、私はこの本を信じて置いたんだよ。
- 17:42みんなはそう思わないかもしれないけど、私は私の意思として出版社の推しとかかもしれないけど、みんなが読んでるのかもしれないけど、それとは別に私が、俺がこの本を置いたんだよっていうこともあるのかな。
- 18:00って思うとさ、なんかベストセラー嫌いとか有名な本だからやめましょうとかじゃなくてさ、なんかもっと素直に本と出会えたらいいよねって思うわけですね。はい。
- 18:16なんだっけ。違う話をしようと思った。料理とかそういう話もしようと思ったんだけど。なんかいいや、この辺で。
- 18:24富山茂彦さんの本は、そういうわけで並べるかもしれないんだけど、もし並んでいて有名な人だ、本だと思っても、「うわ、有名だ。あの本をそのまま安直に置いてる。」と思わないでください。
- 18:38っていうことを聞いてる人は別に一部だと思うんだけど、思わないでくれたらいいな。もしくは思ってもいいから、なんか、あ、面白いって思ってくれたらいいな。そう思っております。
- 18:51はい。