Latest / TanaRadio / 326 日記 | AIをパートナーとして論文を書いています
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- 0:00たなです。
- 0:022026年2月15日日曜日、正午を過ごし過ぎたところです。
- 0:11久しぶりの声日記です。
- 0:152月は第一週が大学の業務が色々ありまして、それにかかりきりでした。
- 0:25そして第二週、つまりこの一週間ですが、何をやっていたかというと、論文を書き始めていました。
- 0:39今年の8月に学会があるんですが、そこで発表する内容の論文の原稿なんですけれども、
- 0:52今回新たに試みているのは、AIと共に論文を書くというものです。
- 1:01私はこれまでAIをパートナーとして扱う、あるいは接する、そういうことをずっと言ってきました。
- 1:13論文を書くというときも、もちろんAIに書いてもらうわけではなくて、AIと一緒に書くという形になります。
- 1:29それでそんなことが可能なのか、あるいはそういうふうにするとどんな論文になるのかということはやってみないとわからないので試しています。
- 1:45それでこの一週間なんですけれども、私が考えていることをAIにしゃべって、それだけではないですね、これまで私が書いてきた文章なども資料として渡して、
- 2:03その上でAIにまず下書きを書いてくださいと言って書いてもらいました。
- 2:16それで、もちろん丸投げではないんですけれども、どんなふうに書くかということは相談しながら構成を考えて文章を書いてもらいましたが、
- 2:30文章全体、最初の原稿が2万字ぐらいになりました。
- 2:372万字というと、だいたい学術雑誌に載せる論文1本分ぐらいになります。
- 2:45これは私の専門分野の話ですけれども。
- 2:51ですので、これ普通に自分で考えながら書きますと、2万字書くのに最低1ヶ月、数ヶ月はかかるんじゃないかと思うんですけれども、
- 3:06それが1日か2日でできてしまいまして、
- 3:14それで、その後、それはもちろんそのまま出せるようなものではないので、
- 3:20その後は原稿を修正するという形になります。
- 3:30これが時間がかかるんですね。
- 3:36ですけれども、最初の原稿を書くというのも、AIがない時代はそれだけで数ヶ月はかかっていましたので、
- 3:46その部分が非常に短縮できるということでは、ものすごい効率化だと思いますね。
- 4:00どんなふうに修正するかということは、これまでのAIがなかった時と同じで、
- 4:08紙にプリントアウトして、赤ペンを持ってじっくりと読みながら修正をしていくという形になるわけです。
- 4:21それをまた、修正部分をパソコンに入力しまして、
- 4:28それでまたプリントアウトして修正するということの繰り返しになるわけですね。
- 4:38何度かそれを繰り返して、とりあえず一通りこんな感じかなというところまで来ましたので、
- 4:47とりあえず今ここで中断しまして、またしばらく経ってからその続きをやろうかなというふうに思っているところです。
- 5:04これからの時代の学術論文の書き方というのは、たぶんこんな感じになるんじゃないかなと思うんですね。
- 5:15ですので、問題はAIに書いてもらったものをちゃんと人間が修正し、校正し、
- 5:32ちゃんとした論文に仕上げられるかどうかというところだろうと思います。
- 5:38そこをちゃんとやらないと、論文は量産できますけれども、あまり良くない論文ばかりになってしまうということになるんでしょうか。
- 6:01私、学会誌の編集委員をやってますけれども、そういう投稿論文がたくさん来るようになったらばちょっと嫌だなという感じがありますね。
- 6:12たくさん投稿されるのは嬉しいですけれども、それを編集委員が修正するというか、修正まではしませんけれども、
- 6:24それをちゃんと読んでまたフィードバックするというのが大変な作業になりそうな気がしています。
- 6:32ですので、大学での論文指導、研究指導などもAIをちゃんと使って、
- 6:43しかし人間がやるべきところはちゃんとやるというところをしっかり指導していかないといけないんじゃないかなと。
- 6:53これをAIを使ってはいけないという禁止の方向に行くのは良くないと思うんですね。
- 6:59使ってもいいけれども、うまく使うというんでしょうかね。
- 7:09AIを人間のパートナーとしてちゃんと使うという、そういうやり方が定着していけばいいなと思ってますが、
- 7:23そこまで行くのはなかなか大変かもしれません。
- 7:29ということで、それではまた。