
終わっちまった米国、未だのこってゐる日本
ピーター・ティールが「日本はユートピアだ」と断言する驚きの理由:アメリカの崩壊と、私たちが気づいていない日本の「価値」
長年、私たちは「自由で先進的なアメリカ」を羨望の眼差しで見上げ、それに対して「停滞し、変化できない日本」を自虐的に語ることを常としてきました。しかし、そのステレオタイプが今、音を立てて崩れています。かつて世界の「正解」とされたアメリカは、いまや機能不全に陥り、民主主義の根幹である「議論」そのものが成立しない絶望的な分断の淵に立っています。
トランプ氏暗殺未遂事件という暴力の噴出は、単なる一過性の悲劇ではなく、アメリカという社会契約が構造的に解体されつつあることの象徴です。驚くべきことに、世界を牽引するテック・ヘゲモン(技術覇権者)であるピーター・ティールや、知の巨人エマニュエル・トッドらは、この没落する西洋の対極として、私たちが「遅れている」と信じ込んできた「日本」にこそ、未来の希望を見出しているのです。なぜ今、日本が「最後のユートピア」と目されるのか。その知的な裏側を読み解いていきます。
現在のアメリカにおいて、民主主義を支える「対話の土壌」は完全に溶解しています。2022年の世論調査は、戦慄すべき実態を浮き彫りにしました。共和党支持者の72%が民主党支持者を「不道徳」と見なし、逆に民主党支持者の63%もまた、共和党支持者を「不道徳」と断じています。…
The skinny
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