
#80 建築写真と子どもが教えてくれた空間の魅力【お便り回】
今回は二通のお便りをご紹介。
一通目は、建築写真についてのご相談。
セルフビルドで宿づくりを進めるご夫婦から、写真撮影の仕事を任されることになった奥さまへのアドバイスをいただきました。
家具のない空間をどう撮るのか。広角レンズの必要性、光の入り方、カメラを構える位置。そして何より、依頼してくれた人はどんな写真を求めているのか。
いわゆる「建築写真らしさ」と、自分らしい写真。その両方を大切にすることについて考えます。
二通目は、岡山の町家で暮らすご家族から。
無垢の木や土壁、タイルなど、決して掃除がしやすいとはいえない素材に囲まれた暮らし。そんな家で育つ4歳の娘さんが、一番好きだと教えてくれたのは、意外にもツルツルとしたマグネットの壁でした。
ひんやりとした土間に寝転んだり、ヒノキの柱に鼻を近づけたり。
素材の違いや身体で感じる心地よさが、子どもの感性を育んでいく。
家の魅力は、写真に写るものだけではないし、設計者が意図したところにだけあるわけでもない。
二つのお便りを通して、住まいのよさを見つけることについて話しました。
【今回のトピック】…
The skinny
The skinny isn't ready yet — notes appear once the transcript is processed.