skinny.

Latest / 視点越境ラジオ

#080 言語は脳のOSである|フィリピン180言語と、日本の「言わなくても伝わる」

◉内容

「フィリピンには180ほどの言語がある。方言ではなく、別の言語として」——金子担当の回。

なぜそこまで増えたのかを地理と歴史から辿るはずが、途中で久保が引っかかります。

「そもそも、なんで住む場所が違うと言語が分かれるんだろう?」

国が違えば言葉が違う。当たり前すぎて誰も問わない前提を掘り返したところから、

話は明治の標準語制定と方言札、ユネスコが認定した日本の消滅危機言語、

そして「言語が思考をつくる」というサピア=ウォーフ仮説へ広がっていきます。

相手と言葉が違うのが前提だから育つフィリピンの柔軟さと、

みんな日本語を話す前提だから成り立つ阿吽の呼吸。

どちらも言語の歴史が形づくったもの、という回です。

◉補足・訂正

・日本の言語数について、本編で「9言語」と話していますが、ユネスコが2009年に消滅危機言語として認定したのは8言語(アイヌ語・八丈語・奄美語・国頭語・沖縄語・宮古語・八重山語・与那国語)です。日本語本体を加えると9になります。

・ベトナムについて「90%」と話していますが、キン族の割合は85.3%(2019年国勢調査)です。

・「エスキモーは雪を表す語彙が非常に多い」という話は、言語学者ジェフリー・パラムが著書『The Great Eskimo Vocabulary…

The skinny

The skinny isn't ready yet — notes appear once the transcript is processed.