Latest / TanaRadio / 396 書誌 | 青木真兵・海青子『彼岸の図書館』(2019)
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- 0:00書誌情報メモ。青木真兵・海青子『彼岸の図書館——ぼくたちの「移住」のかたち』夕書房(←正しい読み方は「せきしょぼう」),2019年10月刊,全284ページ。
- 0:21以上です。
- 0:24この本は、昨日アマゾンから届いたのですが、
- 0:31著者の青木真兵さんの
- 0:35ちくまプリマー新書『資本主義を半分捨てる』というのを読みまして、
- 0:44青木さんがやっている私設図書館にとても興味を持ち、
- 0:51そのことが書いてありそうな本ですね。
- 0:59書名に図書館と入っていますので、
- 1:04きっとこの私設図書館の設立について詳しく書いてあるだろうということで、
- 1:11この本を注文し、手に入れたということです。
- 1:20まだ来たばかりで、最初の「はじめに」の部分しか読んでいませんけれども、
- 1:31ともかくこの本はとても魅力的な本ですね。
- 1:38まず、装丁がとてもいい、
- 1:47持った感じ、紙の感じとかですね。
- 1:51それから表紙も淡い茶色っていうんでしょうか。
- 2:00表紙に、著者の一人海青子さんが書いたと思われるイラストが載っています。
- 2:13この図書館の絵だと思うんですが、
- 2:18いわゆる古民家ですね。
- 2:21田舎にありそうな一軒家と木が描かれています。
- 2:33帯がついていまして、帯にもたくさんの推薦文が書かれています。
- 2:45それもとてもいいですし、
- 2:54ともかく読んでいくのがとても楽しみな感じの本で買ってよかったなというふうに思います。
- 3:08この本はどんな本なのかというのは、読まないとわからないんですけれども、
- 3:13読む前に、「はじめに」のところと目次などを見てわかったことはですね、
- 3:27この本の元になっているのは、オムライスラヂオというインターネットラジオ、
- 3:37ポッドキャストですよね。
- 3:41これがかなり元になっているということですね。
- 3:48このオムライスラヂオというのは、著者の青木真兵さんとお知り合いが始めたポッドキャストで始まったのが、
- 3:592014年の2月ですから、今からもう12年以上前ということですね。
- 4:14ということで、このラジオでこうやって自分たちが自由にですね、
- 4:22ラジオというかインターネットラジオ、つまりポッドキャストで数名のですね、
- 4:30人が自由に語ったものをネットで配信するというのは、今では本当に普通に行われていますけれども、
- 4:41十数年前としては非常に新しい試みだったんだろうなと思います。
- 4:47実は私、このラジオのことは全然知りませんでした。
- 4:57前の本のですね、『資本主義を半分捨てる』という本で初めて知ったんですけれども、
- 5:06ちょっと聞いてみましたが、まさに今LISTENでたくさん配信されているような、
- 5:17そういう感じの気軽な雰囲気の配信ですね。
- 5:26自分たちが好きに語る、語らないこともあります。
- 5:36何かをやっているところをただ録音しているというのもありますし、
- 5:43全く違和感ないですね。今、普通に行われていることが十数年前にも始まっていたということで。
- 5:53このオムライスラヂオというのが始まったきっかけが初めのところに書いてありました。
- 6:04それはですね、東日本大震災、2011年に起こったですね、あの震災がきっかけのようです。
- 6:17あの時は、まだ覚えている方は多いと思うんですけれども、
- 6:24マスコミのあり方が非常に違和感ある形になりましたね。
- 6:34自由に必要な情報が報道されていないという、そういう感覚を持ったと思います。
- 6:42それでインターネットの様々な配信、これが重要になってきたわけですけれども。
- 6:58そういう自由に何か物が語れない、その根本には巨大な電力会社の存在があるわけですけれども、
- 7:14そこがスポンサーとなってマスコミを牛耳っているという、そういうような構造もあったのではないかと思うんですが。
- 7:28そういうことに全く関係のない場というか、関係なく自由に思ったことをしゃべれる場を作ろうということで、
- 7:42オムライスラヂオというインターネットラジオ、ポッドキャストですけれども、
- 7:52これを始めたということで、毎週1回配信し、ずっとここに10年以上続けているということですね。
- 8:04その配信をおそらく文字起こしして、それを素材としてこの本が作られています。
- 8:14書き起こしの書き下ろしというんですか、新たに書いたものとか、その他他のところで発表した文章なども入っていると思いますけれども、
- 8:29メインのコンテンツはインターネットラジオで語られていること、数名の人がそこに参加していますから、
- 8:41一種の対談あるいは鼎談形式というような形になっているわけですね。それが再現されています。
- 8:55ですので、これはいろんな意味を持っていて、この青木夫妻の私設図書館をどうやって作っていったかということの記録であるとともに、
- 9:12このポッドキャストの文字起こしを使って本を作るということの一つの見本にもなっていると思います。
- 9:23ですので、こういうのは今、いくらでも作れるということだろうと思うんですね。
- 9:29いろんな人のいろんな経験がこうやって、まずはラジオで語られ、次に本としてまとめられる。
- 9:39ちなみにこの本の素材となった配信は2015年から2018年までということですね。
- 9:55ですので、数年分、毎週1回ですから1年で50回ぐらいあるわけでして、だから何百という配信があったと思うんですけれども、
- 10:08その中から選んで編集されているということだと思うんですけれども、こういうやり方ですね。
- 10:19今だったらばAIで結構編集がやりやすくなっているかと思いますが、この本はもちろんAIは使っていないと思うんですけれども、
- 10:34そんなことで、いろんなことを考えさせてもらえる本だろうなという期待が今あるということですね。
- 10:51ということで、また本文を読んでいろんなことを思うと思うんですけれども、それについてはまた別の機会に語りたいと思います。
- 11:01それではまた。