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地球の微生物の一部は月の南極域で一定期間生存可能? 有人月面探査で持ち込まれる可能性

「地球の微生物の一部は月の南極域で一定期間生存可能? 有人月面探査で持ち込まれる可能性」 NASA(アメリカ航空宇宙局)ゴダード宇宙飛行センターのPrabal Saxena氏を筆頭とする研究チームは、有人月面探査の過程で月に意図せず持ち込まれる可能性がある地球の微生物が、短期間ながらも条件次第では月面の一部で生存できる可能性を示した研究成果を発表しました。研究チームの成果をまとめた論文は学術誌「Science Advances」に掲載されています。目立った大気が存在しない月の表面は強い紫外線や昼間の高温にさらされることから、従来の研究では地球の微生物にとって過酷な環境だと考えられてきました。しかし研究チームによると、こうした評価は「アポロ計画」で有人月面探査が行われた月の赤道に近い地域を主に想定しており、地形が作る「影」までは考慮されていなかったといいます。月は自転軸の傾きが小さく、両極付近では太陽が常に地平線の近くをかすめるように動きます。そのため、クレーターの内部には太陽光が届かない「永久影」が生じ、温度や紫外線の量が常に低く保たれます。

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