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米国史上最大級のIPO——イーロン・マスクに見る「資本コスト」のフライホイール

一株135ドル、調達額およそ750億ドル、評価額1.77兆ドル。サウジ・アラムコを上回り、史上最大とされる規模で、スペースXが上場しました。教科書的なDCF(割引キャッシュフロー)では到底説明のつかない値づけに、いま市場は熱狂しています。では、その「価格」は、いったい何を映しているのでしょうか。

今回は、2026年6月のスペースX上場を起点に、同社によるCursor(カーソル)の600億ドル買収、そして控えるオープンAI・アンソロピックの上場観測まで、立て続けに起きるメガIPO・大型買収を整理します。あわせて、DCFでは測れない「ナラティブ」に価格がつく資本市場の変質、イーロン・マスクに象徴される連続起業家の「資本フライホイール」、そして久々の大型上場となったタクシーアプリGOまで——海外と日本、両方の資本市場の「いま」を語っています。

▼ 今回のトピック

スペースX、史上最大規模のIPO——アラムコ超え、上場直後に世界トップクラスの時価総額へ

過去最大のVCバック上場だったメタ(旧フェイスブック)との比較

NASA契約という転換点:純粋な民間調達だけではなかった成長の軌跡

スペースXによるCursor(運営会社Anysphere)の600億ドル買収——VCバック企業として過去最大の買収案件

xAI統合とColossus(大規模計算資源)が描く、AIコーディング市場の競争構図…

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