
そもそも人間ってバグって生きてゐるよね
54歳の哲学者が語る「ガキだらけの社会」を生き抜くための5つの劇薬的思考:東浩紀のYouTube独り語りから1. 導入:なぜ私たちは、こんなにも「話の通じない相手」に絶望するのか?
SNSを開けば、日々繰り返される不毛な罵り合いと、正義のぶつかり合い。現代社会を覆うこの圧倒的なコミュニケーションの閉塞感に、私たちはもう疲れ果てています。
批評家・哲学者の東浩紀氏は、YouTubeの独り語りの中で「自分は最近、常に怒っている」と吐露しました。しかし、その怒りは単なる感情の爆発ではありません。それは、私たちが無意識に信じ込んでいる「人間は対話によって分かり合える」というリベラルな幻想に対する、哲学的絶望の裏返しでもあります。彼が提示するのは、絶望の先にある冷徹なリアリズムと、そこから立ち上がる「諦め」をベースにした生存戦略。情報の翻訳者として、その刺激的な思考の回路を解きほぐしてみましょう。
東氏は、54歳になった自分を「ダサい」「存在がハラスメント」と容赦なく切り捨てます。ここで彼が持ち出すのが、あまりにも即物的な「尿意(おしっこ)」のメタファーです。…
The skinny
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