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変わるサイバー攻撃の最前線。分業化・サプライチェーン・AIがもたらす変化(【前編】ITジャーナリスト 三上洋氏)

企業を狙うサイバー攻撃は、どのように変化しているのでしょうか。近年は大企業のランサムウェア被害が相次いで報じられる一方、その背後では、脆弱性が公表されてから攻撃が始まるまでの時間が短くなり、攻撃者側の分業化や組織化も進んでいます。さらに、取引先や海外拠点など、セキュリティ対策が比較的弱い場所を足がかりにする攻撃も見られます。

今回のゲストは、セキュリティーやネットトラブル、モバイルなどの動向を長年取材してきたITジャーナリストの三上洋さんです。前編では、日本のサイバー脅威の最新トレンドを入り口に、既知の脆弱性への対応がなぜ難しいのか、USBメモリーの管理から見える基本的なセキュリティ運用の課題、そしてサプライチェーンの周辺から大企業へと侵入していく攻撃の実像について伺います。

さらに、AIがサイバー攻撃をどう変えつつあるのかを取り上げます。三上さんが指摘する大きな変化は、攻撃の「速度」と「量」です。脆弱性情報の収集や攻撃コードの作成、ポートスキャン、パスワードリスト型攻撃などの自動化が進み、AIエージェントが既存の攻撃者の能力を増幅する可能性も見えてきました。攻撃側と防御側の双方がAIを使う時代に、企業はどのような現実を見ておくべきなのかを考えます。

■□ ハイライト □■

・大企業だけを見ていては分からない、サイバー攻撃の全体像…

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