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#237【通史】世界史⑪:近代ヨーロッパ世界33:主権国家体制の成立その16

教科書レベルの世界史(通史)が1日5分、ながら聞きで学べます。第215回目は「主権国家体制の成立その16」【オリジナル基本文】⇒【補足解説】の順に進めます。

◇オリジナル基本文

1740年に男子の相続者が途絶え、マリア=テレジアがハプスブルク家の家督を相続した。女性がオーストリアを相続することに反対したフリードリヒ2世は、宣戦布告をすることなく突如シュレジエンへ侵攻。周辺のフランスやスペインもこれに便乗して参戦し、オーストリア継承戦争が勃発する。オーストリアはイギリスの支援を受けたものの苦戦を強いられた。最終的に家督相続こそ認められたものの、資源の豊富なシュレジエンをプロイセンに奪われるという実質的な敗戦を喫した。

その後、マリア=テレジアは近代化政策を推し進め、1756年には「外交革命」とまで言われた宿敵フランスとの同盟を結ぶ。失地回復を目指し、今度はイギリスと同盟を結んだプロイセンに挑み七年戦争が始まる。プロイセンをギリギリまで追い詰めたものの決定打を欠き、戦争は現状維持のまま終結。ついにシュレジエンを奪還することはできなかった。

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