
撤退という意思決定──アップルカードを手放した判断基準
大企業と組めた、という発表はスタートアップにとって大きなニュースになります。ところが、実際に巨大企業同士の提携を動かし、そして畳んだ側の経営者は、提携の多くはうまくいかないと率直に語ります。
今回は、セコイア・キャピタルのポッドキャスト「Long Strange Trip」に出演したゴールドマン・サックス会長兼CEO、デビッド・ソロモンのトークから、アップルカードを含む個人向け金融事業の撤退判断を取り上げます。始めたときの前提は変わっていないか、同じ人と資金を別の事業に使ったほうが成果は大きくないか。全体の売上の5%に満たない事業が経営の時間を奪っていたという話から、提携が続く条件、そして150年以上続く組織がカルチャーをどう維持しているのかまでを話しています。
▼ 今回のトピック
2019年のアップルカード提携から、2026年1月のJPモルガン・チェースへの移管発表まで
デジタル預金基盤は成功した。それでも消費者向け金融事業を縮小した理由
売上の5%未満の事業が、社内外の注目と経営陣の時間を奪っていた構造
新規事業の判断:「可能性があるか」ではなく、これから人と資金をどこに置くのが最も効率的か
大企業との提携の多くはうまくいかない──文化も期待も違う相手と組むということ
提携で見るべき二つ:両者の利害が一致し続けるか、問題が起きたときに誰が決めるか…
The skinny
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