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Ep.679 サムスン、テスラ「AI5」を2nmで量産へ──テイラー新工場を前倒し稼働、TSMCは3nmで並走(2025年11月6日配信)

韓国メディアthebellは10月30日、サムスン電子がテスラの次世代AIチップ「AI5」を2nmで量産し、あわせて「AI6」も2nmで手がける計画だと報道しました。量産拠点は米テキサス州のテイラー新工場で、装置の前倒し搬入により当初の2026年末予定から来年第3四半期の稼働開始を狙うとしています。これに対し、TSMCはAI5を3nm系で製造する見通しで、同一世代の案件ながら“サムスンは2nm、TSMCは3nm”という対照的な布陣になります。

この“二社体制”は、イーロン・マスク氏が直近の決算説明会で明言しています。AI5はサムスンのテイラー工場とTSMCのアリゾナ工場の双方で生産し、初期は供給過多を意図的に作って需要に備える方針。マスク氏は「サムスンの米工場はTSMCアリゾナよりわずかに先端装置が進んでいる」とも述べ、米国内での分散製造に実務的な合理性があると強調しました。

背景には、今夏に報じられたテスラとサムスンの大型契約があります。報道各社によれば、総額約165億ドル規模でAI6を中核に据えた長期供給を締結。サムスンのテイラー工場はこの契約で“アンカーテナント”を得て、2nmの量産立ち上げに弾みがついた格好です。…

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