
広告費の25%はボットに消えている —— 18.5億円を集めた“人間証明”スタートアップ
「ネット上にいるのは、全員が人間だ」——オンライン広告というビジネスは、長らくこの前提の上に築かれてきました。ところが、いまやウェブトラフィックの半分以上はボットによるものだといわれます。相手が本物の人間かどうかを確かめること自体が、新たな価値になりつつある。そんな時代を象徴するプロダクトが登場しました。
今回は、米ビジネスインサイダーが報じたニューヨーク発の企業「EarnOS(アーンオーエス)」を題材に取り上げます。同社のアプリ「ero」は、ユーザーが“本物の人間として”ブランドのコンテンツに関わった事実を暗号技術で証明し、その対価を受け取れる仕組み。ブランドは「実際に人間が関与したとき」だけ費用を払う——広告のお金の流れを逆転させる発想です。AIによって「人間であること」自体に値段がつきはじめた現在地と、その裏に潜む過渡期ならではの論点について話しています。
▼ 今回のトピック
・「ネットの半分以上はボット」——“全員が人間”という広告の前提が崩れた
・EarnOSとアプリ「ero」の仕組み:人間の関与にだけ報酬を払うモデル
・zkTLSという暗号技術:プライバシーを明かさず「実在の行動」だけを証明する
・報酬はステーブルコインで支払われ、現実世界でも使える設計
・総額1,850万ドルの調達:1kxがリードし、Coinbase Ventures・Circle…
The skinny
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