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#79 【2026年4月25日】「ミサイルとAI」に注がれる巨費 ―― 3,000個のコンテナが砂漠で焼かれる世界の矛盾

国際情勢の現在地

「デジタルの数字」はボタン一つで何兆円と動くのに、現実世界の「ネジ一本」が届かずに最新鋭の戦闘機は完成しない。今、世界では先端テクノロジーや防衛への過剰な投資が進む一方で、私たちの日常を支える物理的なインフラが悲鳴を上げています。潤沢な資金の裏側で起きている、目に見えない「目詰まり」の正体に迫ります。

「トマホーク400発」と日本の焦燥感防衛予算は過去最高の580億ドルへ。なぜ日本は長年維持してきた「盾」の役割を超え、相手の「弓」を叩く能力を持とうとしているのか。その背景にある、同盟国への切実な不信感を読み解きます。

影の船団と、止まったトラック制裁を潜り抜けるロシアの「幽霊タンカー」と、ホルムズ海峡の封鎖でパキスタンに積み上げられた貨物。物流コストの跳ね上がりが、なぜ最も遠いソマリアの支援ネットワークを崩壊させてしまうのか。

「人間」を削って「AIの脳」を買う企業テック大手の記録的なレイオフと、AIインフラへの1,600億ドル規模の投資。企業が労働力を切り捨ててまで手に入れようとする「新しい世界のルール」とそのリスクを考察します。

最新兵器やAIの計算能力には無限に資金が湧き出る一方で、飢えをしのぐための食料輸送費がわずかに上がっただけで、何百万人もの命が「予算外」として切り捨てられる。この歪な資本の配分は、果たして私たちが望んだ未来の形なのでしょうか。…

The skinny

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