
CEDEC 2026初日で見えたAI QAの最前線。モンハンとポケポケの開発現場
CEDEC 2026初日を終え、みなとみらいのホテルから配信。最新のゲーム開発事情を学べるCEDECへ毎年参加する理由と、今年とくに印象に残ったAI・QA領域の講演を振り返ります。
前半は、モンスターハンターストーリーズ3のQA/QCを変革する自律型マルチAIエージェントの事例。広大な3D空間をエージェントが移動し、フレームごとの負荷や表示状態、クラッシュにつながる兆候を収集するだけでなく、原因と修正案まで人間へ渡す「先回りデバッグ」の仕組みを紹介します。意図的に顔を隠した演出を誤検知しないよう、文脈を踏まえて判断する難しさや、社内情報を参照してハルシネーションを抑える考え方にも触れます。
後半は、ポケポケの大規模な配信を支える「リリースエンジニア」という役割とビルド設計。複数の環境・開発ライン・配信条件をビルドジョブへ直接埋め込まず、リリース条件をドメインモデルとして分離し、GitHub Actionsへ渡す構成にした理由を整理します。AIエージェントによるQAと、複雑なデリバリーを成立させる設計の両面から、大規模ゲーム開発の現場で起きている変化を考えます。
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