Latest / 英国ドラマタイム / #93 英国ドラマタイム特別編:イギリス好き姉妹で語る『高慢と偏見』③〜ファン必見!「100倍楽しくなる」細かすぎる裏話と聖地巡礼の旅〜
Transcript
- 0:09英国ドラマタイムへようこそ。この番組は、イギリスの歴史ドラマが大好きな私が、ドラマや映画のおすすめ、ロケ地の秘密、当時の暮らしまで深掘りしてご紹介しています。物語の背景を知ると、作品がもっと楽しくなります。
- 0:26今日はついに、高慢と偏見を語る最終回です。ここまで2回にわたって、高慢と偏見をかなり真面目に深掘りしてきました。
- 0:36私はとっても楽しかったんだけど、どうだった?
- 0:40うん、楽しかった。タイトルとか階級とか結婚感とかかなりよくわかった。でも正直、情報量すごいなって思いながら聞いてた人もいると思う。
- 0:54そうね。それでね、今日はちょっと方向を変えます。
- 1:00どう変わるの?
- 1:01今日はね、もっと軽くって、もっとオタクっぽい回です。そこまで見るの?っていうね、細かいところを話していきたいなと思ってるの。
- 1:11なるほど。
- 1:14登場人物の表情とか、演出とか脇役とか裏話、あとロケ地についてもね。
- 1:22つまり、何回も見た人ほど楽しい回かな。
- 1:25そうなるといいよね。
- 1:28そして、これを聞いて、えー、そうなの?ってまたドラマを見返してくれたら嬉しいなと思います。
- 1:35では、今日のテーマは、
- 1:37細かいところまで見ると100倍楽しい回です。
- 1:42いいね、それ。でもまた情報量が多くなっちゃいそう。
- 1:46そうかもね。
- 1:48では、3回目スタートです。
- 1:52はい。まず最初にお詫びすることがあります。
- 1:571回目の回でちょっとね、間違えてお伝えしてしまったことがあって、ここで訂正させていただきます。
- 2:04本当?何?
- 2:05ビングリーのことなんだけども、ジェントリー階級でダーシーやベネット家と同じと言ったんですね。
- 2:13でも実は彼は厳密には中流階級なの。
- 2:17お父さんが商売で財を成した信仰富裕層で土地も持っていないんですね。
- 2:24じゃあ、家も借り物だったってこと?
- 2:27そういうことになるね。
- 2:29ドラマの一番最初に馬に乗ったビングリーがお屋敷を遠くから眺めていて、僕も早く落ち着かないとって語ってる場面があるの。
- 2:39うん。
- 2:40お屋敷をまず借りて住んでみて、そこから購入するか決めようっていうことなんです。
- 2:46えー、そうなんだ。じゃあベネット家の方が格上ってことか。むしろそっちの方が面白いね。
- 2:54でしょ。そしてもう一つお伝えしたいことがあって、それはこの3回目の回では話は基本的にBBCドラマ版の高慢と偏見を中心に話しています。
- 3:08そこをまずお伝えしておかないと、あれ、そんな場面映画にあったかなと思っちゃうかもしれないからね。
- 3:16そうだね。
- 3:17さあ、ちょっとスタートの前にいろいろとお話ししてしまいましたが、ここからスタートです。
- 3:24まず最初に言いたいのは、このドラマは実はめちゃくちゃコメディとして作られていると思わない?
- 3:32そうね、確かに。真面目な恋愛ドラマだと思って見ていると、意外と笑えるシーンが多いよね。
- 3:41私はミスター・ダーシーって本当に無表情だなっていつも思ってた。それが面白かった。
- 3:49そうよね。よく見ていると、かなり最初の方にちょっとニヤって笑うところがあったんだよ。
- 3:58えー、どこだった?後半のペンブリムに行くまで笑わないイメージだったけど。
- 4:05そうよね。でも第1話のベネット家とダーシーが初めて出会う最初の舞踏会の時に、
- 4:13ジェーンと踊るのが嬉しくてしょうがないっていうビングリーがダーシーに笑顔を向ける場面があるんです。
- 4:20それを見ていて、もうしょうがないなって感じでね、にこって微笑むダーシーがいました。
- 4:27えー、それは気がつかなかった。
- 4:29ぜひね、見返してみて。
- 4:32で、あとはジェーンがビングリー邸に向かう途中に雨に降られてしまって、風邪をひいて寝込んだことあったでしょ。
- 4:41うんうん。
- 4:42心配したエリザベスが泥だらけで歩いてお見舞いに来るシーンがあったけど、覚えてる?
- 4:48覚えてる。
- 4:49ちょうどあの時ダーシーが庭にいて、エリザベスと鉢合わせるんだよね。
- 4:54で、歩いて来たんですかって言った時の驚きとちょっとおかしさを必死でこらえて、口元を真横に結んでいる顔があって、あれも笑えちゃったな。
- 5:07なるほどね。そうやってみると、ダーシーの無表情の裏側を探すだけでも1話から楽しめそう。
- 5:16そうなの。
- 5:18でもね、他にもドラマの中で絶対に笑わない人がいるんだよね。
- 5:23まずはベネットって三女のメアリー、そしてレディーキャサリンとその娘、あとビングリーのギリの兄。
- 5:33でもあの人たちが笑わない理由は、ダーシーとは違うんじゃない?
- 5:38そう、確かにね。彼らは性格的にちょっと癖があるから、そういう設定なんだよね。
- 5:45私は三女のメアリーがすごく興味があるんだよね。
- 5:50実は彼女は絶対に笑わないというよりも、笑っている場面も少しあるんだけれども、ドラマはほとんどブスッとしてたよね。
- 5:59そうね。ビングリーさんの邸宅での舞踏会で、ピアノを弾いて歌を披露して、それがあまりにもひどくて、会場の外にいる犬が遠吠えしていたところがおかしかったな。
- 6:13あったね。
- 6:15メアリーがピアノで弾く選曲もちょっと悪いんだよね。
- 6:20妹のリディアに踊りたいから楽しい曲に変えてって言われている場面もあった。
- 6:27リディアと同じ思いの小さな子どもたちも、早く楽しい曲にしてって言わんばかりにピアノの前にたくさん集まってくる場面もあって、ちょっと笑えたね、あれも。
- 6:38そうね。今、イギリスではこのメアリーを主人公にしたドラマが放送されているんだよ。
- 6:45アザー・ベネット・シスターでしょ。これ見たいんだよね。
- 6:51高慢と偏見からは、こんな風にいくらでも新しい物語が生み出されていて楽しいよね。
- 7:00オースティンの人物描写が豊かで、一人一人がそれぞれ面白いキャラクターだから、ちょっと新しい物語が生まれ続けるんだろうね。
- 7:10メアリーは普段はダンスもしないし、男性にも全く興味なさそうな顔をしているのに、唯一意識していたのがミスター・コリンズだったよね。
- 7:21そうそう。ある時、コリンズが舞踏会の招待を受けて、すごく嬉しそうに皆さんと踊りたいですなーって、ベネット姉妹の顔を見渡すんだよね。
- 7:33みんなすごく癒やそうな顔をしているのに、メアリーだけがね、ちょっとソワソワしてたんだよね。
- 7:40そうだよね。私は舞踏会で二人が笑顔で喋っていたのを覚えている。
- 7:47うん、あったね。
- 7:48うん。
- 7:48さらにね、こんなのもあったよ。舞踏会の準備中に、左姿でね、部屋から出てきたリリアを見て慌てるコリンズ。
- 7:58あ、そうだった。なかなかコリンズさんをバカにしている設定だよね。
- 8:04そうそう。で、こんなベネット系の面白い人たちを冷たい目で見ているのが、ビングリーの姉と妹たち。
- 8:14彼女たちの意地悪さも、今見ると逆にコミカルで面白いよね。
- 8:19あ、ミス・ビングリーね。いつもエリザベスをバカにして、ダーシンにこびている感じ。
- 8:27そうなの。彼女たちは自分たちの実家が商売で罪を成した成金というコンプレックスがあるから、
- 8:36余計にエリザベスのような田舎の地主の娘を見下して、自分たちを上に見せようと必死なんだよね。
- 8:44もう一人の姉のハースト夫人も、いつも大変な態度で座っているだけだしね。
- 8:50気取っているけれど、彼女のご主人のミスターハーストも相当ひどいよね。
- 8:57いつもお酒を飲んでずっと寝てたよね。
- 9:01そう。彼も十分みっともないのに、そこは忘れて他人の非難をするというね。
- 9:09そんなハースト夫人も夫の一言に呆れた顔をしていた場面もあったんだよ。
- 9:14そっか。彼女も仕方なく結婚した人だったのかな。
- 9:21そうだろうね。私たちは都会の洗練された身分だというのを全身でアピールしているんだけれども、
- 9:28それがかえって滑稽に見えるんだよね。
- 9:31この必死な成金姉妹と堂々としたエリザベスの対比もこのドラマの大きな見どころだよね。
- 9:40本当に上げだしたらキリがないくらいこのドラマって、キャラクターの表情とか態度がコミカルで目が離せないよね。
- 9:50でも、そんなダーシーの評価がガラッと変わるのが、やっぱりダーシーのお屋敷、テンバリーに着いてからでしょう。
- 9:59そうだね。
- 10:01あんな素敵な家に住んでいて、しかも使用人からここまで素晴らしいご主人様はいないなんて聞いたら、
- 10:10エリザベスじゃなくても、私はこの人のことをすごく誤解していたかもってなるよね。
- 10:17間違いないね。家もすごければ中身もいいなんてね。
- 10:23テンバリーの豪邸が登場するときはやはりおーってちょっと驚きだよね。
- 10:29実はドラマでは豪華な屋敷と庭園でロケ地が2箇所に分かれているんだよね。
- 10:36そうなんだよね。私はどちらも実際に行ったことがあります。
- 10:42ライムパークとサドベリーホール。
- 10:45大きな邸宅の外観と池や庭園はライムパークで、部屋の中のシーンはサドベリーホールで撮られている。
- 10:57実際に行ってみるとあの階段とか、ダーシが歩いていたロングギャラリーとか、ドラマのそのまんまで感動しちゃった。
- 11:05そうよね。羨ましいな。
- 11:08雰囲気が全く違う2つのお屋敷が、ドラマの中では1つのペンバリーとして描かれているのが面白いよね。
- 11:18家を案内してくれている使用人の女性がガラスケースに入ったミニチュアの肖像画を見ながら説明してくれるシーンがあるんだけど、
- 11:28その時にみんなが立っている場所の横の階段が信じられないぐらいの豪華さで、本当に美しすぎて動けなかったよ。
- 11:40今まで数々のお屋敷に行ったことあるけど、あんな階段見たことないね。
- 11:47この素晴らしい階段をどうやってカメラに収めようか必死で、私ね、人が来ない時を見計らって写真撮ったり動画撮ったり、かなり長い時間あの場所にいたよ。
- 12:01いいなぁ。あの階段は本当に美しいよね。
- 12:05そしてエリザベスがダーシーの肖像画を見上げていたあのロングギャラリーも歩いてみたいなぁ。
- 12:12あのロングギャラリーはなかなか他のお屋敷にはない空間だなって感じました。
- 12:20あのお屋敷は現在はナショナルトラストが管理するThe Children's CountryHouseという子どもが楽しめる家になっているんだけど、
- 12:31まさしくそのコンセプト通り子どもが思いっきり楽しめる工夫満載の家になっているのよ。
- 12:39あんなに豪華な家なのに、あのギャラリーも子どもたちが走り回ってもいい空間になっていてね。
- 12:48しかもロングギャラリーという本来の目的のために、今も壁には歴史的重要人物の肖像画も飾られているんだけど、
- 12:58それぞれの横には子どもがくすって笑いながら読めるような説明書きが添えられているのよ。
- 13:06面白いね。
- 13:08そしてギャラリーの奥には自分が肖像画の中の人になれるような小さなブースが2つあってね。
- 13:17子どもがその中に入ると背景を変えるためのカーテンが何枚もあったり、小道具や衣装がたくさんあって、
- 13:27その中で着せ替え人形のように洋服や小物を変えて、歴史的人物になりきって写真を撮る。
- 13:35そんなことができるのよ。
- 13:36楽しそう。
- 13:38あの家の子どもを楽しませる工夫に本当に感動した。
- 13:45本当はこの家のことを話すだけで2時間ぐらい語れそうだけど、今回はこの辺りにしとくね。
- 13:52ありがとう。でもすごい楽しそうだね。
- 13:58このペンバリー、同じ豪華でもキャサリン夫人の邸宅の威圧感とは全然違って明るくて良い雰囲気の家だよね。
- 14:08そこも評価アップのポイントだよね。
- 14:11ダーシーとガーデナー夫妻が初めて会うお庭も美しく綺麗に手入れされていて素敵だった。
- 14:20目を張るための豪華さじゃなくて、ちゃんと人が暮らしている場所の豊かさというか、そういうものをあのお庭で感じたよ。
- 14:32使用人からも尊敬されて愛されているダーシーの本来の姿が見える場所なんだなって。
- 14:41ペンバリーでエリザベスとダーシーがぐっと近づいて心を通わすんだけれども、
- 14:47そのダーシーの素晴らしさをエリザベスに気づかせたのは一緒にいたおじさんとおばさんのガーデナー夫妻の存在が大きいよね。
- 14:57どういうこと?
- 14:58彼らはエリザベスとダーシーという二人の心を耕して最後につなげるガーデナー、庭師の役割を果たしている。
- 15:07あ、そっか。ガーデナーって名前そのものじゃない。
- 15:11そうなの。これは偶然ではなくてちゃんと考えられているんだよね。
- 15:18他にも二人が住んでいる場所の名前とかからも職場とかもわかるようになっている。
- 15:25えー、それは気になるな。
- 15:27名前の由来だけじゃない、もっと深いガーデナー夫妻の秘密があるってこと?
- 15:33そう、ここについてはね、また後で詳しくお話ししたいと思います。
- 15:40私、ガーデナー夫人を演じる女優さんが好きで、ちょっと調べてて、面白い裏話を知りました。
- 15:50ガーデナー夫人役の女優さんとジョージアナ役、ダーシーの妹を演じる役者さんは、実際に本当の親子なんだよ。
- 16:03えー、そうなんだね。
- 16:05二人とも優しそうで柔らかい上品な雰囲気は似てるかもね。
- 16:11そうそうそう。
- 16:12そしてもう一つね、私ちょっと聞きたいことがあって、わからないことがあったんだけど、
- 16:19駆け打ちしたレディアとウィッカムを探してたダーシーが、ある家のドアを開けたら驚いた顔の女性がいてっていう場面があったでしょう。
- 16:30うん。
- 16:32あの女の人は誰だったんだろうって。
- 16:34あ、あのロンドンでダーシーが探し歩いてたところね。
- 16:39そうそう。
- 16:41あの女性はミセツ・ヤング。この前にも一度チラッとね、改造シーンでも登場してます。
- 16:48あー、ジョージアナとウィッカムが駆け落ちしたところにいた女の人だ。
- 16:53そうなの。彼女はジョージアナの家庭教師をしていた女性で、ウィッカムと古い付き合いのある人なんだよね。
- 17:02あー、だから今回もまた二人は一緒になって悪巧みをしていたんだね。嫌だね。
- 17:09恐ろしいよね。でもここがすごくリアルなんだけど、
- 17:13彼女はもともとダーシーの妹の家庭教師を任されるぐらいだから、教養もマナーもあって上流に近い世界の人だったはずなんだよね。
- 17:24それが今ではロンドンの裏通りで怪しげな下宿屋をしているの。
- 17:30生活のためにプライドを捨てて、訳ありの人間をかくまうような場所にまで落ちてしまったのか。
- 17:39そしてあの誇り高いダーシーがそんな場所に一人で乗り込んでいったんだね。
- 17:45そこがね、最大のポイント。本来ならダーシーが行かないような道徳的にも不潔な場所を、そこに足を運んで一生懸命探し回ったんだよね。
- 17:57執念だね。そこまでされたらエリザベスの心も動くはずだわ。
- 18:04そうなのよ。しかもダーシーが足を運んだのは、このミセス・ヤンクの下宿だけじゃないの。
- 18:12え?他にもある?
- 18:14そう。ガーデナー夫妻の家にも行ってるんだよね。
- 18:18リディアの件を解決するために、自分が全て責任を取りますって。ガーデナーおじさんと話し合いをするためにね。
- 18:27これは小説の中でも何度も訪れているっていうことになってるんだよね。
- 18:33そうなんだ。でもガーデナー夫妻の家ってどのあたりなの?
- 18:39それがね、さっき住んでいる場所の名前から職業がわかるって言ったでしょ。
- 18:44ガーデナー夫妻が住んでいるグレースチャーチストリートっていうのがまさにそれで、商人が多く住む中流階級の地区なんだよね。
- 18:55小説の中では、エリザベスはダーシーがあんな場所に足を踏み入れることは絶対にないって言ってたくらいの場所なんだよね。
- 19:04そんな場所にダーシーが何度も訪れたのか。
- 19:09リディアの駆け落ち事件を解決するために、エリザベスが想像もしていなかったことをダーシーは全部やっていたんだよね。
- 19:18そこまでやるのが愛ってことよね。
- 19:22本当にそう。
- 19:25ところでね、ダーシーの親戚といえばもう一人魅力的な人がいたじゃない?
- 19:32フィッツ・ウィリアム大佐?
- 19:35彼すごく感じが良かったよね。
- 19:37エリザベスとも息統合してたし。
- 19:40そうなの。実は彼もエリザベスをかなり気に入っていたはずだよね。
- 19:46話も外れたし、いい雰囲気だった。
- 19:50でも、彼はなぜエリザベスにプロポーズしなかったんだろう?
- 19:56そこがまた当時のシビアな結婚の現実が見えてくるところなんだよね。
- 20:02大佐は性格も良いし身分も高いけれども、一つだけ大きな悩みがあった。
- 20:08大佐はね、ダーシーのお母さんの実家、つまり伯爵家の息子なの。
- 20:14ダーシーと大佐は仲の良いいとこ同士なんだけれども、ここが当時の残酷なところでね。
- 20:22いとこなのに何が違うの?
- 20:25ダーシーは全てを相続した長男で、大佐は自力で稼がないといけない次男なんだよね。
- 20:33伯爵の息子という立派な肩書はあっても、自分の自由にできる財産はほとんどないっていうね。
- 20:41ああ、だからエリザベスをいいなと思っても、お金のない彼女とは結婚できないっていう自分から苦行させたんだ。
- 20:51そうなの。大佐は生活という現実を選ばざるを得なかった。
- 20:57一方で莫大な資産を持つダーシーだけが、世間に常識を無視しても突き進むことができたんだよね。
- 21:05ダーシーがいかに強者だったかがよくわかるね。
- 21:08本当にそうなの?
- 21:11でもそのダーシーだって、もし伯爵などのタイトルを持つ貴族だったら、この結婚は難しかったはずなんだよね。
- 21:19タイトルがあった方がすごそうだけど、ダメなの?
- 21:24そこがオースティーの設定の面白いところで、ダーシーはお母さんが伯爵家の娘だから貴族の血は引いている。
- 21:33でも身分としてはお父さんの後を継いだ。だからエリザベスと同じジェントリーなんだよね。つまり地主階級。
- 21:43そっか。じゃあ階級の上では二人は対等ってこと?
- 21:48そうなの。もし彼が本物の貴族だったら、当時の常識では身分が違うということで、世間は絶対に許さなかっただろうしね。
- 21:58でもダーシーは貴族並みの富と血筋を持ちながら、身分としてはエリザベスと同じ土俵に立っている。だからこそ結婚できたんだよね。
- 22:09なるほど。そう考えると、エリザベスは本当に素晴らしい条件の男性を認めたってことだね。
- 22:17本当にそう。でもそんな完璧な設定の裏に、今日お話したようなダーシーの泥臭い努力とか、脇役たちの切ない事情があると思うと、またドラマを見返したくなっちゃうでしょ?
- 22:32うーん、本当だね。面白いよね。
- 22:36まだまだお話したいことはたくさんあるのですが、今回のシリーズはこれで終わりにしたいと思います。
- 22:43ぜひ放送を聞いた感想とかも聞きたいよね。
- 22:48感想をよかったらお便りフォームから送っていただけると本当に嬉しいです。また気に入っていただけたら番組のフォローもどうぞよろしくお願いします。
- 22:59よろしくお願いします。
- 23:01さて、全3回にわたる高慢と偏見特集、最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。
- 23:09皆さんと一緒にこの物語を旅するように語ってきましたが、実は私の旅はここからが本番なんです。
- 23:18ついにだね。その旅のことも、私も含めみんな気になっていると思うよ。
- 23:24そう、7月から実際にイギリスの地を踏んで、ドラマや映画に登場したあのお屋敷や風景を巡っていきたいと思います。
- 23:33そこで現地のレポートや今準備しているロケ地ガイドブックの製作の裏話をロケ地便りとしてメールでお届けすることにしました。
- 23:44そっか、それは楽しみ。どうすれば読めるの?
- 23:48概要欄に貼っているリンクから登録フォームに飛んでいただけるんですが、そこにお楽しみとして今回のポッドキャスト3回シリーズの内容から問題を出す高慢と偏見ミニ検定も仕込みました。
- 24:05検定?面白そう。登録する前にその場でクイズに挑戦できるんだね。
- 24:11そうです。フォームの中で楽しみながら解いていただくと、そのまま私のイギリスロケ地頼りに合流できる仕組みになっています。
- 24:21放送を聞いていただいた方なら、ああそのこと話してたなと思っていただける問題を揃えました。
- 24:28なるほど、クイズで盛り上がってそのまま陽子さんの旅の仲間に加わる感じだね。
- 24:35そうですね。ご登録いただいた方には、出発前の準備から夏の現地レポートまで、月に2、3回になるかな、ここだけの濃いお話をお届けしたいと思います。
- 24:48ぜひ概要欄からチェックしてみてください。
- 24:52こうやって3回シリーズとお話しして、皆さんと全オーシティの高慢と偏見の世界を共有できたことが、私にとっても何よりも旅の準備になりました。
- 25:04そうだね。じゃあ素敵な時間をありがとうございました。それではまたお会いしましょう。
- 25:11次回もどうぞお楽しみに。ありがとうございました。