
【中編】コリと疲労と鬱な気分|脳疲労が原因だった? #35
「取れない疲れは『脳疲労』が原因かも?」シリーズの中編です。前編では脳疲労のメカニズムと、アスリートの脳疲労の話までしました。今回はその続きから、現代人がなぜ脳疲労を抱えやすいのかという構造の話と、対処としての「身体動態瞑想」の導入まで、お話ししています。
中編(今回)でお話ししているのは、こんな内容です。
・座位時間そのものが運動量とは独立して身体に効いてくる──100万人を超える人々を統合した2016年のLancetの研究では、1日8時間以上の座位と低い活動量が重なると、全死因死亡リスクが約1.6倍になることが示されている
・現代人は「自分が疲れていることに気づけないくらい疲れている」状態にある。本人は肩こりを感じていないけれど、施術側から触ると相当に硬い──臨床で頻繁に出会う光景
・2023年の研究では、座位時間が1分増えるごとに、自分の身体の内側を感じ取る力(内受容感覚)が低下することが示されている
・ペンフィールドのホムンクルス──手・足・口・顔の支配領域は圧倒的に広く、体幹は極めて狭い
・発達の視点から:魚・爬虫類・四足動物まで遡れば、運動の本来の主役は脊椎・体幹だった
・2023年、Gordonらが『Nature』に発表した「Somato-Cognitive Action Network」(体幹・呼吸・腹部を司る認知と運動の統合ネットワーク)…
The skinny
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