Latest / TanaRadio / 334 サンチェス首相スピーチ 博多弁版 | ペドロ・サンチェス首相のスピーチを味わうフェス
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- 0:00たなです。AKIKOさんが「ペドロ・サンチェス首相のスピーチを味わうフェス」というイベントを開催して下さいまして、とても面白そうな企画なので参加したいと思います。
- 0:21これはスペインのサンチェス首相という方がしたスピーチを日本の方言で語るというそういう企画ですね。
- 0:35AKIKOさんは仙台弁ということでなされましたけれども、私は東京生まれ東京育ちですので、方言はもちろんあるんでしょうがあまり方言っぽくないので、
- 0:49私がこれまでに住んだことのある福岡ですね、福岡弁あるいは博多弁と言われているようなそういう語りは10年以上いましたのでちょっとは耳に残っているということで、
- 1:08もちろん正しい博多弁にはならないと思うんですけれども、多少馴染みがあるということでちょっと挑戦してみようかなと思いまして、
- 1:18AIにですね博多弁の特におじいちゃん語りの高齢者が語るような形でちょっと原稿を作ってくれないかという風に頼みまして一応できましたので、
- 1:33それを読んでみたいと思います。まあいろいろ突っ込みどころはあるでしょうが、その辺は目をつぶっていただきまして問題はこの中身ですのでね、
- 1:45味わいながら読んでみたいと思います。では始めます。
- 1:54皆さんおはようございます。
- 1:56今日はな、中東で起きとう大きか危機についてスペイン政府がどげん考えとるかちょっと話しとこうと思うとよ。
- 2:06皆さんもニュースで見とると思うばってん、この前の土曜日アメリカとイスラエルがイランば攻撃したやろ。
- 2:15そしたら今度はイランがやり返して、中東の九つの国、それからヨーロッパの国の一つキプロスにあるイギリスの基地まで爆撃したちゅう話になっとる。
- 2:28まず言うとかないかんとは、イランの攻撃ば受けた国の人たちに対してスペインの人たちの気持ちとして連帯ば示すちゅうことたい。
- 2:40それからというもの戦いは収まるどころかむしろ激しうなっとる。
- 2:46住宅や学校や病院でもう何百人もの人が亡くなっとる。
- 2:53それだけやなか。世界の株式市場は下がっとるし、航空交通は混乱しとる。
- 3:01それからホルムズ海峡な。ここはつい最近まで世界の石油とガスの2割が通りよった海の道たい。そこまで封鎖されとる。
- 3:14これから何が起こるか、正直誰にもはっきりしたことはわからん。
- 3:22最初に攻撃ば始めた人たちが何ば目的にしとるかさえまだはっきりせんとよ。
- 3:29ばってな、覚悟しとかならんことがある。
- 3:33この戦争が長う続くかもしれんちゅうことたい。
- 3:39そして多くの人が犠牲になるかもしれん。
- 3:43世界の経済にも大きな影響が出るかもしれん。
- 3:47この問題についてのスペイン政府の立場ははっきりしとる。
- 3:52ウクライナの時もガザの時も同じことば言ってきた。
- 3:58まずな、国際法ば破ることは認められん。
- 4:04特に一般市民、普通に暮らしよる人たちは守られないかん。
- 4:10それから世界の問題はな、戦争や爆弾でしか解決できんちゅう考え方は受け入れられん。
- 4:19そしてもう一つ、過去の失敗ばまた繰り返したらいかん。
- 4:25まとめて言うなら、スペイン政府の立場は四つの言葉たい。
- 4:31戦争反対。
- 4:34まあ簡単に言えばそういうことたい。
- 4:38実はな、こういう状況は初めてやなか、
- 4:43世界もヨーロッパもスペインも前に経験しとる。
- 4:4923年前、別のアメリカ政権が世界は中東の戦争に引きずり込んだことがあったろうが。
- 4:58あの時はサダム・フセインの大量破壊兵器ばなくすため、民主主義ば広めるため、世界の安全のため、そう言われとった。
- 5:10ばってん、結果はどうだったか。
- 5:13ベルリンの壁が崩れてから一番大きな不安定ば生み出した。
- 5:18イラク戦争の後、ジハード主義のテロは増えた。
- 5:22地中海では移民危機が起きた。
- 5:26エネルギーの値段は上がった。
- 5:30そして生活費が上がって、みんなの暮らしは苦しゅうなった。
- 5:34あの時の戦争がヨーロッパに残したものは、もっと不安定な世界と、もっと苦しか生活。
- 5:43これやった。
- 5:44今回のイランの戦争が同じ結果になるかどうか、それはまだわからん。
- 5:50イランの体制が崩れるかもしれんし、地域が安定するかもしれん。
- 5:56ばってん、今の時点で言えることはある。
- 5:59この戦争から、もっと公正な国際秩序が生まれるとは思えん。
- 6:05給料が上がるとも思えん。
- 6:07公共サービスが良うなるとも思えん。
- 6:11環境が良うなるとも思えん。
- 6:14今見えとるとは、経済の不安と、石油やガスの値上がり。
- 6:20それだけたい。
- 6:22やけんスペインはこの戦争に反対しとる。
- 6:27政府っちゅうもんはな、
- 6:29人々の生活ば良うするためにある。
- 6:32問題ば解決するためにある。
- 6:35生活ば悪うするためにあるんやなか。
- 6:39ばってん、世の中には、
- 6:41自分の失敗ば隠すために戦争ば利用する指導者もおる。
- 6:46そして儲かるのはいつもの顔ぶれ。
- 6:49ほんの一握りの人たちたい。
- 6:52世界が病院ば建てるのをやめてミサイルば作り始めたとき、
- 6:57利益ば得るとはそういう人たちだけたい。
- 7:01やけんスペイン政府は三つのことばする。
- 7:05まず第一、中東におるスペイン人ば守る。
- 7:08帰りたい人は帰れるようにする。
- 7:12外交官と軍が昼も夜も避難の準備場進めとる。
- 7:17ばってん、空は安全やなか。
- 7:19ばってん、空港も攻撃されとる。
- 7:22簡単やなかばってん、
- 7:25同胞ば必ず守る。
- 7:27第二、この戦争の経済的影響ば減らすために、
- 7:32家計や労働者、企業、自営業の人たちば守る対策ば考える。
- 7:38スペインにはそれができる経済の力がある。
- 7:41パンデミックのときも、エネルギー危機のときも乗り越えてきたけんね。
- 7:47第三、平和と国際法ば守る国々と協力する。
- 7:52ヨーロッパの仲間とも一緒に対応する。
- 7:55そして、ウクライナとパレスチナの平和も忘れずに目指す。
- 8:02最後に一つ、スペイン政府は停戦と外交による解決ば要求する。
- 8:10「お願い」やなか。「要求」たい。
- 8:13スペインはEUの一員でありNATOの一員であり国際社会の一員やけんね。
- 8:20やけんアメリカにもイランにもイスラエルにも。
- 8:23言わないかん。
- 8:25今すぐ止まりなさい。
- 8:28違法なことに違法なことで返したらどうなるか。
- 8:32歴史が教えとる。
- 8:35大きな戦争は報復の連鎖、誤算、技術の失敗、予想外の出来事、
- 8:41そういうもんから始まる。
- 8:44やけん歴史から学ばないかん。
- 8:47何百万人もの人の運命でロシアンルーレットするようなことはしたらいかん。
- 8:52この戦争に関わっとる国は今すぐ戦いばやめて、対話と外交ば選ばないかん。
- 9:00そして私たちも一貫して行動せないかん。
- 9:03ウクライナの時に言うたこと、ガザの時に言うたこと、同じ価値観ば守らないかん。
- 9:11問題はな、
- 9:13イランの体制は支持するかどうかやなか。
- 9:17誰も支持しとらん。
- 9:19問題は国際法の側に立つかどうか。
- 9:23つまり平和の側に立つかどうか。
- 9:27戦争は一部の人しか得をせん。
- 9:29ばってん、平和はみんなが得するとよ。
- 9:35まあ今日はそういう話たい。
- 9:38ありがとうございました。
- 9:42以上です。