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Ep.697 サンタクララで眠る100MW──AI時代の“電力待ち”データセンター(2025年11月20日配信)

エヌビディアのお膝元、カリフォルニア州サンタクララで、完成したのに“空っぽ”のまま動けない巨大データセンターが話題です。デジタル・リアルティの「SJC37」とスタック・インフラの「SVY02A」、いずれも約48メガワット仕様の最新棟ですが、受電開始の目途が立たず、数年単位での“電力待ち”が現実味を帯びています。ブルームバーグは、SJC37は2019年申請から6年を経てもフル受電に至らず、SVY02Aも同様に未稼働だと伝えました。背景には、市営電力のシリコンバレー・パワー(SVP)の供給増強の遅れがあります。

SVP側は需要急増に対応するため4億5千万ドル規模の系統拡張を進めており、完了は2028年予定と説明。サンタクララ市内では稼働中・建設中のデータセンターが57施設にのぼり、接続順序の調整が続いています。電力確保に3年待ちは米国全体でも「一般的」との見方も示され、需要の集中する地域ではさらに長期化する模様です。

業界専門紙も、両施設の合計“ほぼ100MW”が空転したままになり得ると報道。SJC37は約43万平方フィートの4階建てで、SVY02Aは自前の変電設備と全8データホールを備える設計ながら、いずれも“グリッドが追いつくまで”待機を強いられています。…

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