
米国にみるアマチュア無線事情 since1951
元ネタは https://youtu.be/d_Z5RwIO5bE?si=Wqr5xAe8CI3LnKBQ
ライセンス保持者は過去最高なのに、なぜ「無線の部屋」から人が消えたのか?——アマチュア無線クラブ衰退に隠された「合理的な進化」の歴史
かつて、アメリカのあちこちに「特別な部屋」がありました。
退役軍人会のホール、教会の地下室、あるいは誰かの自宅ガレージ。折りたたみ椅子が並び、壁には大雑把な議題が書かれ、片隅にはコーヒー缶。ハンダごてと古い電子部品の匂いが漂うその場所を、無線家たちは「シャック」と呼びました。
月に一度、平日の夜になると、そこへ人が集まった。
ところが今、その建物そのものは残っていても、「火曜日の夜に集まる人々」が消えてしまったクラブは少なくありません。
ここで面白いのは、アメリカのアマチュア無線人口そのものが減っているわけではないことです。
FCCのライセンスデータを見ると、1970年当時の免許数は30万人未満でしたが、現在は約70万人規模。政府が記録する「免許保持者数」だけを見れば、むしろ史上最大です。
では、なぜ「人は増えたのに、部屋から人が消えた」のでしょうか。
答えは、アマチュア無線が衰退したからではありません。
むしろ逆です。
クラブという物理的な場所が、かつて担っていた役割を、技術と制度が一つずつ奪っていった。…
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