Latest / N2~N1日本語!Haru no Nihongo / 【Audio Book/朗読】『でんでんむしのかなしみ🐌 』Japanese Classical Stories
Transcript
- 0:03え ん で ん 虫 の 悲しみ 新見 南吉。 一匹 の でんでんむし がいました。
- 0:33ある日 、そ の電伝 虫 は大 変 なこ と に 気 がつきました。
- 0:41私 は 今 まで うっかり していた けれど 、 私 の背 中 の 体 の 中に は悲し み がいっぱ い詰まっ てい るではな
- 0:49いか。 この 悲しみ は どう したら よい でしょう?
- 0:59でんでんむし は 、 お友 達 の電伝 虫 のとこ ろ にやってきました。
- 1:06私 は もう 生きていられ ませ ん と その 電伝虫 は お 友達 に 言いました。
- 1:15何 です か? と お 友達 の 電伝虫 は 聞きました。
- 1:25私 は 何と 幸せ なん でしょう? 私 の 背中 の 殻 の 中 には 菱見 が いっぱい 詰まって
- 1:32いる の です と 電伝虫 が 話 しました。 すると お 友達 の 電伝虫 は 言いました。
- 1:46あなた ばかり では あり ませ ん。 私 の 背中 にも 悲しみ は いっぱい です。
- 1:56その 答え で は 意味 がない と 思って でんでんむし は 別 の お 友達 の 所 へ 行きました。
- 2:04すると その お 友達 も 言いました。 あなた ばかり じゃ あり ませ ん。
- 2:13私 の 背中 にも 悲しみ は いっぱい です。 そこで へ ん で ん 虫 は また 別 の お 友達 の 所
- 2:22へ 行きました。 こうして お 友達 に 順々 に 聞いて いきました が。
- 2:31どの 友達 も 同じ こと を 言う ので ありました。 とうとう でんでんむし は 気 が つきました。
- 2:43悲しみ は 誰 でも 持って いる の だ 。 私ばか りではな い のだ。
- 2:50私 は 私 の 悲しみ を こらえて 生きてい か なきゃ ならない。
- 2:57そして この でんでんむし は もう 嘆く の やめた の であります。