
#108『眺めのいい部屋』:セシルとエマソン親子の背後に、なぜ「戦いの絵」が?
🎙️ ようこそ、英国ドラマタイムへ! 英国の歴史ドラマをもっと楽しむためのポッドキャスト。
映画『眺めのいい部屋』を楽しむ4つの切り口シリーズ、第3回。
今回は、映画に登場する絵画から物語を読み解きます。
セシルとエマソン親子がロンドンのナショナル・ギャラリーで出会う場面。3人の背後に大きく映し出されているのは、パオロ・ウッチェロの《サン・ロマーノの戦い》です。
なぜ、この場面に戦いの絵が選ばれたのでしょうか?
絵に描かれた理想化された戦いと、ルーシーをめぐってこれから始まるセシルとジョージの対立。さらに、理想の女性像を求めるセシルの姿とのつながりを考えてみます。
そして、フィレンツェでルーシーが見上げるジョットの壁画にも注目。人物の感情を生き生きと描いた絵と、周囲の期待から少しずつ自分自身の気持ちに目を向けていくルーシーの姿を重ねてみました。
映画の中の絵画は、ただの背景ではないのかもしれません。絵に注目すると、登場人物や物語の展開が、また違った角度から見えてきます。
「聖フランチェスコの死」ジョット作 1325年 サンタクローチェ聖堂、バルディ家礼拝堂
「サン・ロマーノの戦い」
▼あらすじはこちらの回で
#103 映画『眺めのいい部屋』眺めのある部屋で、ルーシーに見えるようになったもの…
The skinny
The skinny isn't ready yet — notes appear once the transcript is processed.